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TikTokでブレーク、川崎鷹也「でも曲作りは変えない」

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

ディズニーの人気作品『アラジン』をモチーフに、好きな女性への熱い思いをつづった『魔法の絨毯』で、一躍人気シンガーとなった川崎鷹也。創作秘話から、TikTokでのブレークに思うこと、そして今の音楽シーンについて聞いた。

「もともと僕はTikTokをやってなくて、昨年9月ごろに地元の友人に『話題になっているよ』と教えてもらったんです。『何でだろう?』と思いつつのぞいたら、『魔法の絨毯』をたくさんの人が弾き語りしたり、BGMにしてくれていたりして驚きました。

実際に曲ができたのは2017年ごろで、きっかけとなったのは劇団四季のミュージカル『アラジン』。現在の奥さんである彼女が、『ステージに立つことを生業としたい人が、劇団四季を見たことがないのは問題だ』と言って、最前列のチケットを取ってくれたんです。当時、銀行残高が0円みたいな極貧状態だったので、自分自身が貧乏な主人公の青年アラジンに、彼女が王女のジャスミンと重なっちゃって……。その時に抱いた、『俺はちゃんと彼女を幸せにできるんだろうか?』『でも絶対に離したくない』という思いを込めて2時間くらいで一気に曲を作りました。

完成した時は今までにない手応えがあって、彼女も、これまでで1番いい。『魔法の絨毯』を『Mステ』で歌っているのが想像できる、と言ってくれました。それ以前の曲と何が違ったかというと、『魔法の絨毯』にはしっかりとしたテーマ性があったんです。それまでは僕の気持ちをただ歌っている曲が多くて、広く共感されるものではなかったんだろうなと思います」

ミュージシャンにとってはいい時代

「『魔法の絨毯』がTikTokでヒットした理由は、歌詞がキャッチーで、1度聴けば口ずさめることが大きいと思います。皆さんがTikTokでよく使ってくれている、『君が仮にどんな恋を重ねてさ/どんな人と笑い合ったか/ひとりで考えて/勝手に凹んで/眠れない夜を過ごしてさ』という部分は、ラップ調でメロディーも複雑なものではなく、覚えやすいんですよね。あと歌詞全体がそうなんですが、僕自身、亭主関白なタイプではないので、『一緒に歩んでいくカップル像』みたいなものを歌っている。それが、TikTok世代にハマったのかなと。

ただ、バズりを狙って曲の作り方を変えることはないです。流行を追いかけることは間違いではないけど、僕のスタイルではない。やりたいことを曲げずに来たからこそ『魔法の絨毯』があると思うので。専門学校時代も、アコギ1本の弾き語りは正直バカにされてました(笑)。だけど、僕はスタイルを変えなかった。流行やバズりにとらわれて曲を作ることは、これまでの自分を全否定することになると思うんです。……結果的にバズったらそれはうれしいですけどね(笑)。

今の音楽シーンを俯瞰(ふかん)することがあるんですが、ミュージシャンにとってはすごくいい時代だなと感じています。いい曲を歌っている人がちゃんと評価され、テレビで歌を披露できるようになってきていますからね。世間で今聴かれている曲が分かる『ストリーミングチャート』の存在や、SNSでリアルな評価が分かるようになってきていることも大きい。

僕自身の夢は、玉置浩二さんや尾崎豊さんのように世代を越えて生き続ける音楽を生み出すことです。なので、もっといろんな人に僕の曲を聴いてもらうためにも、『NHK紅白歌合戦』には出たいですね。あと憧れのステージである、『フジロック』にもアコギ1本で立ちたい。いや、アコギも弾かずにアカペラで歌ってもいいかも(笑)。それくらい自分の歌の力を信じています」

かわさき・たかや 1995年5月16日生まれ、栃木県出身。2018年にリリースしたアルバム『I believe in you』に収録した『魔法の絨毯』が、20年夏ごろから一般ユーザーのTikTok投稿をきっかけに注目が集まるように。多数のアーティストがカバーするほどの人気曲となっている。最新曲は、9月15日に配信リリースした河口恭吾とのデュエットコラボ曲『Stay Blue(feat. 川崎鷹也)』

(ライター  新亜希子)

[日経エンタテインメント! 2021年9月号の記事を再構成]

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