
毎日スーツ通勤の人がいる一方で、2022年も在宅勤務多めでスーツよりジャケット着用率が上がっている人も多いという。そんなあなたにおすすめのジャケットとコーディネートのコツをお届けするこのシリーズ、4回目の今回は、「黒×白」のジャケットを紹介する。
紺ジャケ×グレーパンツの一辺倒を脱して、きちんと洒落(しゃれ)感を出すには? そこでオススメなのが春の黒白コーデ。ジャケットに黒×白の柄を選び、合わせる胸元やパンツ、足元もモノトーンで統一することで全体も引き締まった印象に。
カラープロデューサ− 今井 志保子さん

■FUGATO(フガート)
マイクロ千鳥JKは黒ポロINで胸元を引き締める
マイクロ千鳥は、少しフェード感のあるグレイッシュなトーンでマイルドな雰囲気。ゴージラインは高めで、軽い仕立てながら肩回りはクリーンな印象で中庸的なバランスにまとまっている。ジャケットが優しい黒白なので、中のニットポロはソリッドな黒で存在感と強さを出そう。パンツもはっきりした白を合わせるのがポイント。全体的にメリハリが出て、ジャケットを引き立ててくれる。ドレスコードの緩い職場でも普通の休日でもいける着こなし。7万2600円(シップス 銀座店)

■STILE LATINO(スティレ ラティーノ)
上はグレー、下はブラックで“めりはり”脚長効果
黒ベースが多めの大柄グレンチェックは、白いペーンの部分がややライトグレー気味に見えることで柔らかな印象に。ゴージ位置はやや高めでラペルも太すぎず、モダンに仕上がっている。胸元はロングポイントのレギュラーカラー白シャツに、意外に珍しいダークグレーベースのパネルタイを合わせて遊び心をプラス。パンツは細身の黒でシャープに。全体として黒半分、グレー半分くらいにすることで重厚さと清涼感がよいバランスにまとまった。25万3000円(リング 東京店)


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