イタリアン&フレンチのコスパ最強コース 東京・池袋

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2022/3/7
「シェフ渾身コース」のメイン「鴨むね肉のロースト フォアグラのポアレ ロッシーニ風」

地下鉄池袋駅から徒歩約1分の場所にあるトラットリア「クアルト池袋」は南池袋公園からほど近いビルの4階にある。

エレベーターを降りると、きらびやかなシャンデリアが迎えてくれて気分が上がる。

店内は天井が高く、とても広々とした空間。ゆったりとした席の配置でソーシャルディスタンスにも配慮。安心して食事を楽しめる。

客席からはキッチンもよく見え、活気あふれるシェフたちが調理している姿はまるで舞台を見ているかのようなライブ感があり、見ているだけでワクワクしてくる。

Summary
1.イタリアン&フレンチが楽しめるレストラン
2.コスパ最強の「コース」はボリューム満点で高品質
3.クオリティーの高い料理をリーズナブルに提供できる秘密がいくつもある

ここ、「クアルト池袋」はトラットリアを名乗ってはいるけれど、イタリアンだけでなくフレンチも楽しめる。

その理由はシェフが元フレンチの出身だから。

「昔からイタリアンを目指していたのですが、料理の基礎を身につけたくて、最初はフランス料理の修業からはじめたんです」と話すのはシェフの阿部鉱平さん。

フレンチを学んだ後はすぐイタリアンには行かず、和食に転向。夢に向かって一直線ではなく、あえて回り道をした理由を聞いてみると、

「ジャンルを問わず、幅広い知識を身に付けたかったんです。できることを増やして、できる限りお客様が望むものを提供できるコックでありたくて」と阿部さん。

その言葉の端々から努力家というのが伝わってくる。

看板メニューであり人気No.1の「シェフ渾身(こんしん)コース」は前菜盛り合わせ、魚介系温野菜、手打パスタ、メインディッシュ(肉料理)、ドルチェ盛り合わせの計5品に、パン食べ放題、カフェドリンクまで付いてなんと2800円。

単純計算で1品あたり500円程度という信じられないほどコスパの良いコースなのだ。

取材日の「前菜盛り合わせ」4種

そんなコスパ最強コースの「前菜盛り合わせ」がこちら。この日は「カプレーゼの生ハム添え」「ぶりのカルピオーネ」「つぶ貝のカプナードマリネ」「真鯛(タイ)のカルパッチョ」と彩りも美しい4種盛り。

コッパ(豚の首の肉)の生ハムは、サシがよく入っているためパンチのある脂のうま味が特徴。ブリのカルピオーネはまさにイタリア南蛮漬けといった感じで甘酢の絶妙なテイストがクセになる。

北海道産ツブ貝は歯ごたえのよさに加え、アンチョビ、ケッパー、オリーブとの相性がぴったり。ダイス状にカットした紅しぐれ大根のシャキシャキ感も小気味よい。

愛媛産マダイはオリーブオイルとレモンだけのさわやかな味付け。新鮮でほんのり甘みもあり、タイのうま味を堪能できる。

どれもとてもていねいな仕事で、前菜から一切妥協のない味に舌も心も感動してしまう。