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転職やキャリアについてのモヤモヤを人知れず抱えていませんか? 「こんな初歩的なことを誰かに聞いてもいいのだろうか……」と思い悩む人は多いかもしれませんが、心配はご無用。転職サイト「日経転職版」の中の人に遠慮なくぶつけてしまいましょう。日経転職版が4月に実施したアンケートには、会員の皆さまからたくさんの質問が寄せられました。今回はそこから16問をピックアップ。日経HRのコンサルタント・中島秀雄さんにほぼ一問一答形式でどんどん聞いていきます。

理由によっては入社すぐの転職もOK

――転職について情報は集めていますが、何から始めればよいのかが分かりません。(30代、男性)

「まず、転職について(自分の中の)優先順位を整理してください。年収を上げたいのか、勤務地を変えたいのか、もっと大きな会社で働きたいのか、やりがいがある仕事をしたいのか、など。何がかなえば『転職してよかった』と思えるのか、優先順位を付けることから始めてください」

――今すぐに転職をしたいわけではありませんが、自分の市場価値を知りたいです。(40代、男性)

「職務経歴を整理して転職エージェントに登録したり、企業からのスカウトメールを受け取る設定にしたりしましょう。転職サイトの場合はスカウトで、転職エージェントの場合は紹介される案件によって、自分の価値、つまり自分の能力や経験が企業にどれくらい求められているかが分かります」

――転職すべきか、独立してフリーランスとして働くか悩んでいます。(50代、男性)

「雇用形態より仕事の中身、何をしたいかを考えてください。どんな環境で何を成し遂げたいか、それを実現するためには、現職に残るべきか、転職すべきか、フリーランスになって仕事を受けたほうがいいのかということです」

会員からの質問に答える日経HRのコンサルタント・中島秀雄さん

会員からの質問に答える日経HRのコンサルタント・中島秀雄さん

――地方から上京しての転職を検討中です。東京のことを知らないと難しいでしょうか。(20代、女性)

「土地勘がないという理由で不利になることはありません。前職が九州の人と東京の人、どちらか1人を採用するとして、九州だからという理由で見送りにはならないでしょう。業界にもよりますが、多くの企業は研修等で補えると判断します」

――転職して3カ月ですが、転職したいです。早期の離職は印象が悪いでしょうか。(20代、男性)

「理由によります。面接担当者が『致し方ない』と思える理由であれば印象は悪くならないでしょう。入社前と待遇や配属部署が違ったなど理由がその人のせいではないものであれば、『転職理由がかなえられなかったのでまた転職したい』というのは問題ありません。漠然と思ったより忙しいとか、もっといい会社があるのではといった理由だけでは心象は悪くなります」

――海外赴任中のため、転職活動がオンラインで可能か、また、転職が決まったとして帰国と入社のタイミングを調整できるのかが不安です。(20代、男性)

「オンライン面接は一般的になっているので、海外で転職活動をすることに問題はありません。最終面接は対面実施の企業もありますが、海外在住であればオンラインで実施してくれるでしょう。入社時期は3カ月~半年ほどであれば待ってもらえることが多いです」

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