「日本サッカー、“熱量”で世界へ」Jリーグ野々村氏SUITS OF THE YEAR 2022 受賞者インタビュー(2)

大人だからこその遊び心を効かせたチャーミングな着こなし。光沢感のある生地は、一般的なネイビーより若干青が強め。スーツ(麻布テーラー、オーダー価格12万3000円)、時計(グランドセイコーSLGA009、104万5000円) 撮影:筒井義昭

ビジネス部門を受賞した日本プロサッカーリーグチェアマン(理事長)の野々村芳和さんは、ネイビーの正統派三つボタンスーツを軽快に着こなす。Vゾーンを見ればラウンド襟のギンガムチェックのクレリックシャツに、間隔が開いたポルカドットがサッカーボールみたいなタイ。洒脱(しゃだつ)な柄on柄がやんちゃなイメージを演出する。




「時と場合に合わせてスーツスタイルを考えます。シンプルでカッコよく見せたり、遊び心を表現したり。ただ、どちらかというと、カチッと見せるよりも、少し遊びが感じられる着こなしが好きですね」

サッカーは「作品」 魅力を高めることが挑戦

Jリーグ6代目チェアマンにして初めてのプロサッカー選手出身。目指すのは、地域に根ざした全国58のクラブを盛り上げ、世界と肩を並べるサッカー文化をつくること。「サッカーは『作品』。質の高いプレー、スタジアムの空気、サポーターの熱量が一体となった、魅力的な作品をたくさんつくることが、僕の挑戦」

慶応大卒業後1995年にジェフユナイテッド市原、2000年にコンサドーレ札幌でプロサッカー選手としてプレー。01年に引退後は解説者やコメンテーターとして活躍の舞台をメディアに移した。解説者時代には多い時で年間200試合を見て、ピッチに立った選手の気持ちと自らの経験を重ね合わせ、伝え方を懸命に考えた。場面を切り取るだけの解説はしたくなかったからだ。

SUITS OF THE YEAR 2022

今回の受賞者は、AGCの平井良典社長、ヤクルトスワローズの村上宗隆選手ら5人。授賞式の模様は、こちらからご覧ください。

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全国58のクラブ訪問 地域の「仲間」増やす