上質の肉とワインを大衆ビストロで楽しむ 東京・赤羽

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2022/9/5
「赤羽大衆肉ビストロLit」の人気ナンバーワンメニュー「牛肉のステーキ2種盛り合わせ」

東京の「居酒屋の聖地」の1つと言われている赤羽に来たら、せんべろ酒場(1000円でべろべろに酔えるという酒場)もいいけれど、「きょうはちょっといい肉でワインを飲みたい」という気分の時にぴったりハマるのが、赤羽駅東口にある「赤羽大衆肉ビストロLit(リット)」だ。

オープンは2018年。メイン通りの一番街から少し離れた落ち着いた通りにあり、お隣も人気のイタリアンレストラン。この一角だけ、赤羽のイメージと違う雰囲気が漂っている。

楽しい黒板アートが食欲をそそる、バル風の居心地のいい空間。若くて陽気なスタッフは料理やお酒の知識が豊富で、打てば響くように質問に答えてくれる。

それもそのはず、店長の高野翔さん以下、全員があの「塚田農場」出身。おいしいものが好き、接客が好きな仲間が集まって作った、赤羽のニューウェイブ居酒屋なのだ。

「ワイン飲み比べSET」。写真奥に並ぶ「ワインのテイステイングセット」を注文すると、手前の「肉バルのおつまみセット(4種)」をオーダーできる

初めて店を訪れる人にぜひお薦めしたいのが、「ワイン飲み比べSET」。「ワインのテイステイングセット」をオーダーした人だけが頼める「肉バルのおつまみセット(4種)」とのセットで、店の人気メニューばかり。

左から、「ポテトサラダ」、希少部位トモサンカクを使った「牛もも肉のローストビーフ」、「豚ロースの生ハム」、お通しとしても出している「自家製だし醤油漬けクリームチーズ」。この値段が信じられない量とクオリティーだ。

店の人気ナンバーワンメニューは、「牛肉のステーキ2種盛り合わせ」。低温調理でじっくりうま味を引き出した牛ハラミ肉と牛タンの、ボリュームたっぷりの盛り合わせだ。かむほどにうま味がわき出る牛ハラミ肉は、さっぱりしたしょうゆベースのソースがよく合う。

牛タンは、この厚みなのにさっくりかみ切れる驚きの軟らかさ。結晶塩のまろやかな塩味がうま味を引き出している。最初はそのボリュームに驚いても、あっという間に食べてしまう。