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コロナ禍で生活様式が大きく変化しました。マスク生活、テレワークの普及、拍手だけのライブ鑑賞などなど皆さんも思い当たることが、いろいろとあるのではないでしょうか。実は「手帳の使い方が大きく変わった」という人も。コロナ前と異なり、働き方が変わったことや予定が立てづらくなったことなどが背景にあるようです。こうしたなか、ノート感覚で使える手帳や従来以上に拡張性がある手帳が登場してきました。今年もあと1カ月あまり。今回は新年を前に、コロナ禍のなかで登場した、新作の手帳を紹介します。

折りたたんで使える新発想の手帳

伊藤手帳(名古屋市)は、独自性が高いオリジナル商品を数多く展開している手帳専門メーカーです。今シーズン、同社の手帳で特に注目したいのは「TETEFU(テテフ)」です。

写真左からピュアレッド、スモーキーブルー

テテフは、ハンカチのように重ね合わせて「折りたためる」というのが最大の魅力です。ポイントはオリジナルカバー。このカバーを広げ、2冊の手帳を上下に並べるように収納して使う、独特の仕組みになっています。だから上下の手帳を重ね合わせるように折りたたむことも可能という訳です。書き込む際とは別に、コンパクトにして持ち運べるように設計されています。

カバーの展開時のサイズは縦245mm×横315mm(厚さ1~7mm)。写真は上がマンスリー、下がウィークリー

カバーの展開時のサイズは縦245mm×横315mm(厚さ1~7mm)。写真は上がマンスリー、下がウィークリー

手帳を閉じて、カバーを二つ折りにした場合の大きさは縦245mm×横155mm(厚さ8mm)。その状態から、先ほどお伝えしたように上下の手帳を重ねるようにして四つ折りにできます。四つ折りにした場合の大きさは縦155mm×横115mm(厚さ18mm)です。ほぼA6サイズになります。

右が二つ折りにした状態。四つ折り(真ん中)にすると、縦がほぼスマホ(左)と同じになる

右が二つ折りにした状態。四つ折り(真ん中)にすると、縦がほぼスマホ(左)と同じになる

写真は左から、黒いものがスマートフォン(スマホ)、赤いカバーのものがテテフを四つ折りサイズにしたところ、そして一番右側がカバーを閉じるように二つ折りサイズにしたテテフです。ご覧のように、四つ折りサイズにすると、縦はほぼスマホと同じ長さです。そのくらいコンパクトにして持ち運ぶことができます。

2つの手帳を上下に並べて使えるテテフ。この特色を生かして、例えば、上にはマンスリー(1カ月)、下にはウィークリー(1週間)の手帳とすることも可能です。そうすれば開いた際に、月単位と週単位という2つの視点が得られ、より広い視点から予定を検討しやすくなります。

マンスリーの手帳の1日の記入スペースは上下に分けられている(各日の真ん中に横線が引かれている)

マンスリーの手帳の1日の記入スペースは上下に分けられている(各日の真ん中に横線が引かれている)

写真では少し分かりにくいかもしれませんが、マンスリー手帳の1日分の記入スペースは上下に点線で分けられています。従って、「仕事とプライベート」などに分けて予定を書き込むこともできます。

さらに、このマンスリー手帳には、プロジェクトやイベントをスケジュール管理できる「ガントチャート」のページや方眼ノートのページもついています。手帳1冊にフォーマットがいくつか入っているので、月の予定やタスクを多角的に管理することができる点も便利です。

ウィークリーの手帳は午前6時~深夜0時まで1時間ずつ予定を書き込める

ウィークリーの手帳は午前6時~深夜0時まで1時間ずつ予定を書き込める

一方、ウィークリー手帳は月曜日始まりの週間予定帳になっています。各日には午前6時から深夜0時まで、縦方向に1時間ずつ時間軸が設けられている「バーチカル」仕様です。タスクやミーティングが多いなど、1週間分の予定をしっかり管理したい人にお薦めのフォーマットです。

なお、マンスリー手帳とウィークリー手帳は、あらかじめ日付が記入されているもの(2023年1月始まり)だけではありません。双方とも「日付フリー」のタイプが発売されています。

上はマンスリー手帳、下はデイリー手帳とした場合

上はマンスリー手帳、下はデイリー手帳とした場合

デイリー手帳もあります。こちらは1日1ページ。各ページの左端には午前6時から午後9時まで、1時間ずつ縦方向に時間軸が設定されています(バーチカル仕様)。日付フリーで1冊は126日分あり、1年間に相当する3冊セットは税込みで2500円です(リフィルとしては1冊だけの購入も可能)。

リフィルには、他にも家計簿やノート(方眼・罫線・無地)があります。働き方や時間の使い方に応じて、自分にぴったりのリフィルを選んで組み合わせられるテテフ。ニーズに合わせて自在に使いやすい点で、今注目の手帳です。

オリジナルカバーは全6色。ピュアレッド、スモーキーブルー、オリーブグリーン、ターコイズ、ピュアホワイト、バイオレットです。光沢があるものや表面に凹凸があるものなど、カバーによって質感は異なっています。このあたりも選ぶ楽しさとなって、自分なりの仕様にした手帳を使いたい方にぴったりです。

なお、折りたためるだけでなく軽さにもこだわっています。たとえば、マンスリーとウィークリーを上下に組み合わせたとします。この場合、カバーを含めた重さは約214gと軽量です。

伊藤手帳「TETEFU(テテフ)」


価格(いずれも税込み)
・専用カバー 1380円
・23年1月始まりのマンスリー手帳&ウィークリー手帳&カバーのセット 2950円
・23年1月始まりのマンスリー手帳&日付フリーのデイリー手帳3冊&カバーのセット 3460円
・リフィル 23年1月始まりのマンスリー、日付フリーのマンスリー、23年1月始まりのウィークリー、日付フリーのウィークリー、日付フリーのデイリー、日付フリーの家計簿は各1050円。無地、罫(ケイ)線、方眼のノートは各790円。

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