会社がジョブ型に変わったら… 職務記述書をまず熟読20代から考える出世戦略(119)

イラストはイメージ=PIXTA

終身雇用、年功序列の会社から、職務を明確にしたジョブ型の人事制度に移行しようとする会社が増えています。もしあなたが働いている会社で、いきなり「ジョブ型人事制度に切り替えます」と言われたら? そのとき何をすればよいのでしょう。

ジョブ型人事制度があたりまえになる?

新卒一括採用、定期異動、終身雇用、定年退職といった、これまであたりまえだった人事制度に対して疑問が生じはじめています。いわゆるジョブ型人事制度を導入し始めた企業として、大手製造業や情報通信業、総合商社などの社名がニュースで報道されたりします。

ただ、よくよく見てみれば、ジョブ型人事制度の対象となっているのは管理職以上だけであったり、あるいは一部職種に限定していたりします。

人事の専門家の中にも、世界標準的なジョブ型雇用へ移行するだけの労働市場が整備されていないことなどを理由として、日本では、職務内容を限定していない従来タイプのメンバーシップ型とのハイブリッド的なジョブ型人事制度が広まるだろう、という見解を示す方もいます。

その一方で、コロナショックによるリモートワークの進展や、これまでにも積み重なってきた生産性の低さを改善する必要性などから、「就社」ではなく「就職」の側面が強いジョブ型への移行は必須である、という見解を示す方も大勢います。

いずれにせよ、ジョブ型に移行している会社が増えているのは事実です。となるとあなたの会社でもある日「ジョブ型人事制度に切り替えます」という告知がされるかもしれません。

そのとき、働き方はどう変わるのでしょう。

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