靴と鞄(かばん)の本当の売れ筋を明らかにするこのシリーズ、今回は休日の装いの要となるカジュアルなバッグの売れ筋を紹介しよう。こちらはトートからショルダー、ミニサイズと多種多様な結果になった。注目すべきは、なんでもスマホで済む時代ゆえ、小さな鞄が大躍進している点である。
ユナイテッドアローズの売れ筋No.1カジュアル鞄
「大人の日常使いに最適な洗練されたデザイン」(プレス 藤原和広さん)
■ACATE(アカーテの「ショルダーバッグ」)=上
大人のお洒落心をくすぐる、素材の組み合わせとデザインの妙
マットなスエードとシボのあるレザー素材を組み合わせたショルダーバッグ。薄型で手提げ、肩掛けのどちらにも対応可能。内ポケットがひとつあるなど、使い勝手にもさりげなく配慮されている。開口部は金属のトグルで閉じる洒落(しゃれ)っ気のあるデザインがポイントだ。縦37.5×横39×マチ2.5cm。9万3500円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
ストラスブルゴの売れ筋No.1カジュアル鞄
「財布が小型化した昨今の事情に適した小ぶりなバッグ」(プレス 柏崎智彦さん)
■CISEI(シセイの「ショルダーバッグ 1243」)=下
オーバル型のフラップ留めなど、クラス感漂う細部の工夫は必見
革本来の風合いを大切にした、スマートなフォルムの小型ショルダーバッグ。背面のボトムに手を通すベルトがあり、ストラップを取り外してクラッチ風に持つことも可能な2ウェイ仕様となっている。多様なシーンをこれひとつでまかなえるうえ、ベーシックなデザインで着こなしに取り入れやすい。縦14×横24.5×マチ8cm。9万200円(ストラスブルゴ)