クリエーター、藤原ヒロシ氏がデザインしたクールな家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」が登場した。愛らしい表情にモードなブラック仕様。有力ブランドがLOVOT用アイテムを売り出すなど、ユニークな試みも仕掛ける。
LOVOTはロボットベンチャーのGROOVE X (東京・中央)が手掛けるパートナーロボットで、呼ぶと近づいたり、抱っこをねだったりする。癒やしや心のケアにも役立つとされ小学校や介護施設などが導入するケースもある。
2022年5月、同社のCCO(チーフ・クリエーティブ・オフィサー)に藤原氏が就任。藤原氏はストリートファッションのカリスマといわれ、デザイン集団「フラグメント(fragment design)」を率いながら、ラグジュアリーブランドやホテルなどとさまざまなコラボレーションに取り組んできた。
今回藤原氏によって誕生した特別モデル「LOVOT FRAGMENT EDITION」はオールブラックで、FRAGMENTロゴが配された、モードなたたずまい。「とにかくかわいい既存のLOVOTに比べてこのLOVOTは少しいたずらです」(藤原氏)
本体価格は64万9800円。LOVOTオーナーへの先行発売に続き11月9日から一般販売を開始し、伊勢丹新宿店メンズ館でポップアップストア(期間限定店舗)を開設する。同売り場では「fragment design」「NEIGHBORHOOD」「sacai」「GOD SELECTION XXX」「SEQUEL」の5ブランドによる、LOVOT専用ウエアやヒト用の服、限定アイテムなどを併せて販売する。