普段の服はユニクロ 出張にも便利
――遠い国からやってきた笹川さんが、アフリカの衣装をまとって心を通わせてくれる。現地の方は喜ぶでしょう。
「民族衣装で現れると、わっ! とみなさん驚きますね。大統領や首相に会うことも多いのですが、名刺を出すよりも1発で仲良くなれます。村で子どもたちが歌や踊りを披露してくれて、同じ衣装を着ている僕が、踊りの輪に飛び入り参加したり。こちらのブルーのしま柄のガウンはギニアで、薄いブルーはアフリカ中部のチャド。インドはこれまで55回ほど行っていますが、このオレンジの上着は(インド首相の)モディカラー。僕がよく着るピンクと同じモディさんのテーマカラーなんです」


――新型コロナ感染拡大前は海外での滞在が1年の3分の1くらいという年もあったそうで、かなりハードな出張ですね。着るものはどんな準備をされますか。
「実は普段の僕の服はほとんどがユニクロなんです。ジーンズもカジュアルなシャツも下着もユニクロばかりで、しかもほぼすべて妻がネット通販で買ったもの。僕は着るものにはこだわりがなく、大事にしているポイントといえば機能的であるかどうか。その点でもユニクロはほんとうにすごいと思っていて、出張にも便利です。海外出張の日程は長い時では18日にもなることがありますが、ホテルで洗濯に出したりしないから、ユニクロの下着、シャツ、靴下、すべて18日分を用意して持っていきます。大荷物になりますけど」
