Men's Fashion

ちょいレトロなダウン 着こなしのツボはモノトーン

How to

2022.1.13

LEON

華やかな色合いいやヘビーデューティーな趣が魅力のレトロ顔ダウンは、トレンド真っ盛りのアイテム。一方でクセの強さゆえ、着こなしが難しい側面も……。生来の魅力を生かすツボはズバリ、“モノトーン”の合わせにあります!




他アイテムは、モノトーンでまとめるべし

昨今のアウトドアブームも手伝ってか、アウトドアテイストあふれるレトロ風味のダウン人気が高まっております。ですが、雪山が似合うようなレトロデザインのダウンは、ボディーの色の主張が強かったり、切り替えが効いていたりと、少々クセがあるもの。

もちろん、それがまた魅力なわけですが、街で着るのに抵抗があるという方もいらっしゃることでしょう。

でも、それを上手に攻略できれば、イマドキのこなれた冬スタイルを手に入れることができるのです。今回は、そのこなし方のツボをお伝えいたします。

ツボとはズバリ、他アイテムを“モノトーン”でまとめること。モノトーンにまとめることで、華やかな色味を最大限に効かせることができるのですよ。

またその際、味のあるデニムやブーツは避け、スラックスやローファーなどのドレッシーなアイテムを選べば完璧。つまり、いかに都会的にこなすか?が、レトロ顔ダウン攻略には欠かせないキーワードなのです。

そうすることで、おのずと持ち前のヘビーデューティーな魅力も生きる!というわけです。

ダウン「ケルシー」21万3400円/8 モンクレール パーム・エンジェルス(モンクレール ジャパン)、ニット3万6300円/スローン、パンツ3万5200円/ベルウィッチ(アマンオンラインストア)、サングラス3万9600円/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー)、時計172万7000円/ゼニス、ローファー12万1000円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)

こちらは「8 モンクレール パーム・エンジェルス」の、ヴィンテージに着想を得たダウンを羽織ったコーデ実例。往年のヘビーデューティースタイルでは、ノルディック柄のニットやジーンズなんかと合わせたものですが、イマドキにこなすツボは都会的であること。

というわけで、ここでは黒のタートルネックニットに白のスラックス、そして黒のローファーを合わせたキレイめコーデの上にさらり。他アイテムをモノトーンに徹することで、ダウンの深いグリーンもより鮮やかに映えます。

POINT 1 ハイゲージの黒タートルニットで印象を締める

ヨークのスエードの切り替えにレトロアウトドアの趣があふれるダウンですが、ハイゲージの黒タートルネックニットをインすることで印象が締まり、たちまち都会的にこなせます。スエットなどのスポーティーなものや主張の強い柄ニットなどは避け、クリーンに徹するのがポイントです。

POINT 2 ボトムスは迷わず白スラックスをチョイス!

白のスラックスは、実はアウトドアテイストを一気に都会のそれに変換できる便利アイテム。スタイルにググッと品格が宿ります。足元もブーツではなく、スエードローファーなどの適度にドレッシーなテイストを備えたアイテムを選びましょう。