アプリはタスクバーでEdgeとは別の単体アプリとして振る舞う。Edgeを閉じてもアプリ画面は残る。ウインドウにはEdgeのようなツールバーがなく、画面を広く使える。タスクバーへのアイコン登録もできる。

会社のパソコンでは会社のMicrosoft(MS)アカウントでEdgeにサインインしているはず。そのまま趣味のページを開くと会社アカウントの履歴に残るし、お気に入り登録も気が引ける。その場合は個人のMSアカウントに切り替えよう。

Edgeには複数のMSアカウントを登録でき、ウインドウごとにアカウントを切り替えられる(図3)[注2]。リンク先を別アカウントで開く機能も用意されている(図4)。自宅と同じ個人アカウントならお気に入り登録も気が引けない。あらかじめ個人アカウントも追加しておこう(図5、図6)。

図3 Edge ではウインドウごとに会社用と個人用のMicrosoft(MS)アカウントを切り替えられる[注2]。会社の休憩時間に趣味のサイトを見るときは個人アカウントのウインドウで開こう。ページの閲覧履歴やお気に入りを会社アカウントのものと分離できる
図4 会社アカウントで調べ物をしている際、趣味のサイトを見つけたら、リンクを右クリックして「個人用としてリンクを開く」を選べば(1、2)、個人アカウントのウインドウでリンク先が開く
図5 会社アカウントでサインイン中、Edge の「プロファイル」ボタンをクリックして「プロファイルの追加」を選び(1、2)、個人用のMSアカウントでサインインする
図6 クリックするとそのMS アカウントでサインインしたウインドウが開き、お気に入りや履歴はそのアカウントに保存される。「個人用」などのプロファイル名は「プロファイルの設定を管理」から変更できる

[注2]Chromeでも複数のGoogleアカウントを登録でき、ウインドウごとにアカウントを切り替えられる。それぞれのアカウントでウインドウを開いているときのみ、リンク先を別アカウントで開ける。右クリックして「○○としてリンクを開く」を選ぶ