
東京の都心部から電車で30分そこそこの横浜。1859年に開港した横浜港や山手の外国人居留地、山下町に広がる中華街など街の随所に異国情緒が漂う。そこに、みなとみらいの高層ビル群の眺めが加わるパノラマは、しばし時を忘れさせてくれる美しさがある。そんなミナト横浜の3つの絶景ホテルで過ごす贅沢(ぜいたく)な時間をご紹介しよう。
横浜ベイブリッジやみなとみらいのパノラマが見事な「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」は、その名の通りハワイ・ホノルルの名門「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の海外第1弾として2020年9月に開業したホテルだ。ラグジュアリーな格や質はもちろん、横浜の立地を生かした一味違うアーバンリゾートな魅力を兼ね備える。
最上階(14階)にあるスカイロビーの白い大理石の床に、ハワイ王族の羽根をイメージしたクリスタルビーズが輝くシャンデリアがゴージャスなムードを演出する。そして、高さ5メートルの窓の向こうにみなとみらいと横浜港の絶景が一面に広がる。同じフロアにはラウンジ&バーやレストランを備え、プライベート感のある席で贅沢な眺めと共にイタリア料理が楽しめる。

客室のインテリアデザインのコンセプトはクリスタルモダン。海の輝きと透明感を黒・白・シルバーの3色で表現している。全客室とも47平方メートル以上あり、ゆったりとしたスペース。港の見えるビューバスを備えた部屋もあり、日が落ちれば、上質なバスローブをまとって、きらめく夜景を楽しむのもいい。
落ち着いた雰囲気の日本料理店や鉄板焼きのダイニング、さらにはモザイクタイルが美しいインドアプールやサウナ、トリートメントサロンを備えたスパなどホテルの中で非日常の時間を過ごせるアーバンリゾートになっている。