東京駅丸の内北口から徒歩1分。複合施設、丸の内オアゾが目印の「丸ノ内ホテル」は、大正13年(1924年)開業の由緒あるホテルだ。

丸ノ内ホテルのコーナーツインの客室。夜景もまた美しい

吹き抜けの空間を囲む全205室の客室はどれも落ち着いた雰囲気が漂う。トレインビュープランで泊まれる部屋は、42.6平方メートルのコーナーツインなど、窓から在来線や新幹線のホームが見える。ここは旧国鉄(現在のJR)時代の本社があった場所。時刻表をめくり、入線してくる列車を眺めながら鉄道の司令官になったオマージュに浸るゲストもいるのだとか。

トレインビュープランの特典である時刻表と鉄道花札などは持ち帰りOK

線路側の客室から時刻表片手にホームを見渡し、花札またはカードゲームが特典で選べる特別プランがある。花札は全国の鉄道をテーマに各地の名物や名所が描かれ、その名も「鉄道花札-てつふだ-」。客室は大人2人で利用する場合、1人につき小学生までの子供1人まで添い寝が無料。ゆったりした部屋で花札の代わりに「鉄道の顔カードゲーム」をもらって、子供といろんな鉄道と車両の組み合わせを当てて遊ぶのも楽しい。

シガーバーで葉巻くゆらせ、列車眺める

ホテル直営のフレンチレストラン「ポム・ダダン」は、フランス語で「アダムのリンゴ」、転じて「のどぼとけ」という意味。この店の名物は、香り高いリンゴと上質な甘さのカスタードクリームを使った伝統のアップルパイだ。開放感のあるテラス席からは、東京駅のホームが一望できる。また、キューバ産を中心に120種類の品ぞろえを誇るシガーショップ バー&カフェ(7階)からもトレインビューが楽しめ、重厚な雰囲気の隠れ家的な空間で、窓越しに列車を眺めながら葉巻をくゆらせるなんてことも。

東京・丸の内のオフィス街という立地柄、会議や商談に使える多目的貸会議室や宿泊者専用のビジネスセンターも備える。列車の眺めに旅情を感じつつ、実に様々な使い方ができるホテルになっている。

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新幹線走り抜ける横でゆったりバスタイム