「必要な睡眠時間」<「臥床時間」=「不安定な睡眠」
実はこれ、睡眠も全く同じなのです。ビー玉10個を「実際に身体が必要とする睡眠時間」、箱を「臥床(がしょう)時間」に置き換えることができます。すると、以下のような法則が成立します。
(1)「実際に身体が必要とする睡眠時間」>「臥床時間」=睡眠不足
(2)「実際に身体が必要とする睡眠時間」≒「臥床時間」=安定した睡眠
(3)「実際に身体が必要とする睡眠時間」<「臥床時間」=不安定な睡眠
(1)は箱が極端に小さい場合です。必要な睡眠時間よりも臥床時間が短いため、十分な睡眠時間を確保できず、睡眠不足状態になります。日中にやるべきことが多く、睡眠時間を削ってでも働かなければならない人は、このような睡眠習慣になっていることが多いです。
(2)は必要な睡眠時間と臥床時間の均衡が取れているため、毎日安定した睡眠を取ることができます。それ故、日常生活も充実している場合が多いと考えられます。