ビジュアル解説 パソコンのCPU 性能はここで判別する

2021/10/20
図1 ノートパソコンのCPUのスペックで注目すべきは、「型番(製品名)」「動作周波数」「コア数/スレッド数」の3つ。以下、これらの見方について解説していこう

【記事本編はこちら】パソコン選びで大切なCPU 性能はここを見れば分かる

図2 インテルCPUの型番は基本的に「ブランド名」「シリーズ名「」プロセッサーナンバー「」世代「」カテゴリー」で構成されているが、図3、図4の通り、世代、シリーズで若干異なる
図3 インテルCPUの型番は基本的に「ブランド名」「シリーズ名「」プロセッサーナンバー「」世代「」カテゴリー」で構成されているが、図3、図4の通り、世代、シリーズで若干異なる
図4 第11世代の「H」カテゴリーおよび第10世代(開発コード名:Comet Lake)とそれ以前のCoreブランドの製品名は、上の要素で構成されている。カテゴリーは、性能重視モデルの「H」、性能と省電力性を両立させた「U」、省電力性を追求した「Y」などがある
図5 現状、インテルのノートパソコン向けCPUの主なブランドは、性能の高い順で、主力モデルの「Core」、低価格パソコン向けの「Pentium」、Pentiumの下位モデルとなる低価格パソコン向けの「Celeron」の3つだ
図6 PentiumとCeleronは表の通り、Coreシリーズと同じアーキテクチャーを採用するものと、タブレットや低価格PC向けのAtom系統のものがある。Atom系は性能が劣る
図7 シリーズ名はCoreブランドにおける位置付けを表している。一般的なノートパソコン向けとしては、ミドルレンジのi3、アッパーミドルのi5、ハイエンドのi7、最上位ハイエンドのi9がある。同世代であれば数字が大きいほど高性能となる
図8 プロセッサーナンバーは、同ブランド、同シリーズにおける位置付けを表しており、数字が大きいほど高性能となる
図9 Coreシリーズでは、プロセッサーナンバーの最初の数字が世代を表している。同ブランド、同シリーズにおいては、基本的に世代が新しいほど高性能だ
図10 Coreシリーズでは、基本的にプロセッサーナンバーの最後の英字がカテゴリーを表している。各英字の意味は表の通り。同じブランド、シリーズでも、カテゴリーが違うと、性能、消費電力が異なる。一般的にTDP(熱設計電力)が低いものほど省電力だが、その分性能は低くなる。なお、第11世代CPUなどのカテゴリーの判別方法は図3を参照
図11 AMDのRyzenシリーズの製品名もインテルと同様、「ブランド名」「シリーズ名」「プロセッサーナンバー」「世代」「カテゴリー」で構成されている
図12 Ryzenの場合は、先頭の文字列がブランド名、次の数字がシリーズ名、プロセッサーナンバーの先頭の数字が世代、末尾の英字がカテゴリーを示している
図13 現状、AMDの主なパソコン向けCPUブランドは、性能の高い順から、主力モデルの「Ryzen」、低価格パソコン向けの「Athon」、Athlonの下位モデルとなる低価格パソコン向けの「A」の3つだ
図14 現状、AMDの主なパソコン向けCPUブランドは、性能の高い順から、主力モデルの「Ryzen」、低価格パソコン向けの「Athon」、Athlonの下位モデルとなる低価格パソコン向けの「A」の3つだ
図15 プロセッサーナンバーは、インテルCPUと同様、同ブランド、同シリーズにおける位置付けを表しており、数字が大きいほど高性能だ
図16 プロセッサーナンバーの最初の数字が世代を表している。ノート向けRyzenの場合は、最初の数字から1を引いた数が世代。基本的に世代が新しいほど高性能となる
図17 Ryzenには、ハイエンドモデルの「H」シリーズ、性能と省電力性を両立させた「U」シリーズ、グーグルのChromebook向けの「C」シリーズがある
図18 最近のCPUはブースト機能を搭載しており、スペックに基本動作周波数とブースト機能による最大動作周波数が記載されているものが多い。以下、それぞれについて解説しよう
図19 基本動作周波数は、CPUのTDP(熱設計電力)に基づく標準動作クロックのこと。CPUはクロックに合わせてデータ処理を行う。動作クロックが高いほど一定時間で多くの処理を行えるため高性能となる
図20 インテルのCPU、AMDのCPUともに、消費電力などに余裕がある場合に、一時的に動作周波数を引き上げて性能を高めるブースト機能を搭載している。図は、インテルのターボ・ブースト・テクノロジーの動作イメージ。アクティブなコアの数で上がる段階が決まっている
図21 最大動作周波数は図20のブースト機能の上限値で、最近のCPUはこれが性能の指標になる。TDPをメーカーが規定の範囲で自由に設定できるインテルの第11世代CPUのスペックでは、基本的にこの最大動作周波数しか表記されていない
図22 コア数は1つのCPUに搭載されている物理コア数のこと。スレッド数とは同時に実行できる作業数のこと。ハイパースレッディングとは1つの物理コアを仮想的に2つのコアに見せるマルチスレッド機能。以下、それぞれの詳細を解説しよう
図23 物理コア数はCPU内部にある演算ユニットの数のこと。数が多いほど同時に行える作業数が増えて性能が向上する。図のように物理コア数は料理人の数だと思えばよい。最近では4コア以上が主流。8コアのものもある。コアの性能はCPUのメーカーや世代によって異なる
図24 ハイパースレッディングはインテルのマルチスレッド機能。マルチスレッド機能を備えていれば、1つの物理コアで2コアのように2つの処理を同時に行うことができる。AMDのCPUでも同様の機能を持つものが多い
図25 スレッド数とはCPUが同時に行えるデータ処理数のこと。図24の通り、マルチスレッド機能対応のCPUの場合は、2コアで4つのデータ処理を、4コアで8つのデータ処理を同時に行える。料理に例えると、スレッド数はフライパンの数と考えるとわかりやすい

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