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前回は、受付コードの文字列から、種別と番号、受付日を表す文字列をそれぞれ取り出した。前回の図5の状態では、3文字の番号と6文字の受付日はいずれも数字だけのデータだが、数値ではなく文字列として扱われている。このデータのままでは、計算処理や並べ替えなどの操作で、意図した結果が得られない可能性がある。

ここでは、「番号」列のデータを数値形式に、「受付日」列のデータを日付形式に変換しよう(図1)。

図1 文字列操作関数を使って文字列から取り出したデータは、数字だけであっても、文字列として扱われる。ここでは前回の図5の表のような文字列データを、計算などで使える数値や日付のデータに変換しよう

図1 文字列操作関数を使って文字列から取り出したデータは、数字だけであっても、文字列として扱われる。ここでは前回の図5の表のような文字列データを、計算などで使える数値や日付のデータに変換しよう

数字の文字列を数値に変換、日付の文字列はシリアル値に

文字列形式の数字を数値データに変換するためのVALUE(バリュー)関数なども用意されているが、1を掛けたり0を足したりといった結果を変えない演算操作でも、強制的に数値に変換できる。この方法のほうが、数式自体も簡潔になる。まず、末尾3文字の「012」のような文字列を取り出す数式に「*1」を追加して、「12」などの数値データに変換する(図2)。

図2 数字だけで構成される文字列は、1を掛けたり0を足したりといった結果を変えない演算をすることで、数値データに変換できる。VALUE関数なども同様の処理だが、「*1 」のほうが、数式が簡潔になる

図2 数字だけで構成される文字列は、1を掛けたり0を足したりといった結果を変えない演算をすることで、数値データに変換できる。VALUE関数なども同様の処理だが、「*1 」のほうが、数式が簡潔になる

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