お洒落(しゃれ)の聖地、イタリア・ピッティで2年半ぶりに取材を敢行。そこで目撃したのは、コロナ禍を経ても自分流のスタイルを貫く洒落者たちの姿でした。なかでも、もっとも大きく変化した装いは……。
2年半ぶりに再開した、イタリア・ピッティ取材。編集部が現地を訪れてもっとも大きな変化と感じたのは、スーツのシルエットと纏(まと)い方でした。
80年代のアルマーニを彷彿(ほうふつ)とさせるソフトスーツやマイアミ・バイス的な派手色スーツを、Tシャツやポロシャツでラフに着こなすスタイルが最高にCOOLだったのですよ。
80sをいまっぽくしたソフトスーツが新鮮
80年代的なソフトスーツをラフ&不良(ワル)っぽくアレンジしたスーチング。ブーツ合わせがリッチで◎。この艶っぽくやんちゃな雰囲気がいま、最高に洒落ています。
色気たっぷりのフィレンツェ・バイス
リネンの派手色スーツを、ポロシャツ襟出しでラフに着こなしたスーツスタイル。一時よりパンツの丈感が長くなっているのもポイントです。くるぶしは「ちょい見せ」でね。