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パソコンからでもスマートフォン(以下、スマホ)からでも無料で使えて、最大15GBものメールを保存できるのがGmailです。しかも日々進化していて、ユーザーインターフェースの変化だけでなく、新しい機能の追加も頻繁にあります。以前からある機能に意外な使い方が隠れていることも。何に使えるのか、どう使うと便利なのかを知って、もっと快適にGmailを活用しましょう。具体的なポイントを6回にわたって徹底解説します。

◇  ◇  ◇

グーグルが運営する「Gmail(ジーメール)」は、主にブラウザーでやり取りを行うウェブメールサービスの1つ。無料で作成できるGoogleアカウントがあれば、誰でも利用できる。

独自路線を行くGmailが「統合レイアウト」でさらに進化

独自のメールサーバーを使うGmailには、プロバイダーやほかのウェブメールサービスとは違うさまざまな特徴がある。受信メールをパソコンにダウンロードするPOP方式がプロバイダーメールの主流であり、メールはサーバー側に残らないのが一般的だ。しかしGmailでは、サーバー内のデータを表示するだけで、メールのデータはサーバーに残る(図1)。そのため、パソコンでもスマホでも、Outlookなどのメールアプリでも、同じようにメールを表示でき、未読か既読かも確認できる(図2)。

図1 メール受信の簡易的な流れ。Gmailはメールサーバーと同期することでメールを表示する。メールアプリの場合、POPかIMAPというプロトコル(通信手段)を使う。POP では一般的にメールデータをサーバーからダウンロードするが、IMAP の場合は同期するだけなのでGmailと動作が似ている

図1 メール受信の簡易的な流れ。Gmailはメールサーバーと同期することでメールを表示する。メールアプリの場合、POPかIMAPというプロトコル(通信手段)を使う。POP では一般的にメールデータをサーバーからダウンロードするが、IMAP の場合は同期するだけなのでGmailと動作が似ている

図2 サーバーでメールの管理を行うGmailでは、ウェブブラウザーだけでなく、スマホなどのGmail用アプリや、Outlookなどのメールアプリからもメールの読み書きができる

図2 サーバーでメールの管理を行うGmailでは、ウェブブラウザーだけでなく、スマホなどのGmail用アプリや、Outlookなどのメールアプリからもメールの読み書きができる

POPではなくIMAP方式を使えば、プロバイダーメールでもサーバー側でメールを管理できるが、Gmailの特徴はそれだけではない(図3)。なかでも重要なのが安全性だ。悪質なメールのブロック機能や不正アクセスへの対処など、Googleサービス全体で提供する強固なセキュリティには定評がある。

図3 Gmailを使うメリットを7つ挙げた。複数端末からのアクセスはIMAPでも可能だが、Gmailならではのメリットも多い

図3 Gmailを使うメリットを7つ挙げた。複数端末からのアクセスはIMAPでも可能だが、Gmailならではのメリットも多い

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