ビジュアル解説 失敗しないWi-Fi ルーターの選び方

2021/12/23
図1 Wi-Fiルーターのパッケージや仕様に記載されている最大通信速度は、必ず確認しておこう。最大通信速度が小さいと、パソコンの性能を十分に発揮できない場合がある

【記事はこちら】Wi-Fiルーターお薦めは2.4Gbps アンテナに注目

図2 現在販売されているWi-Fi 6対応パソコンのほとんどが、インテルのWi-Fiモジュールを搭載する。その最大通信速度は2401Mbps(2.4Gbps)だ。パソコンを接続するなら、最低でも2401Mbps以上の最大通信速度を持つWi-Fiルーターを選びたい
図3 5GHz帯はWi-Fi専用の周波数帯で、利用できるチャンネルも多いため、電波干渉が起こりにくい。ただし、電波の直進性が強く障害物に弱いので、遠方に届きにくい欠点もある。一方、2.4GHz帯は汎用無線の周波数帯で、環境によっては電波干渉を起こしやすい。また、利用できるチャンネルも限られており速度も小さいが、障害物には強く遠方に電波が届きやすい利点もある
図4 製品によっては、仕様もしくはパッケージに推奨接続台数を表記している機種もある。これは、その接続台数まではWi-Fiルーターの性能を維持できるという目安だ。接続台数が多い環境で使う場合は、この数値を重視したい
図5 ルーター選びには、これまで述べた要素のほかに「無線引っ越し機能」「IPv6 IPoE」「バンドステアリング」「トライバンド」「メッシュネットワーク」の5つに注目したい
図6 無線引っ越し機能は、以前から利用していたWi-Fiルーターから新たに購入したWi-Fiルーターに、SSIDや暗号キーといった設定情報を簡単な操作で引き継ぐ機能。子機の設定を変えずに、新しいWi-Fiルーターに移行できる
図7 「IPv6対応」と「IPv6 IPoE対応」は異なるので注意。前者はIPv6の通信に対応している機種に記載される。ネット高速化機能を使うには、IPv6 IPoE 対応のWi-Fiルーターが必要。IPv6 IPoEは、ファームウエアの更新で対応する製品も多い
図8 バンドステアリングは周囲の電波状況や端末の利用状況などに応じて、端末が接続する周波数帯を自動的に切り替える。混雑を回避し環境によっては速度が向上する。なお、判断基準や切り替え方はWi-Fiルーターによって異なる
図9 トライバンドは、従来1つしかない5GHz帯の通信網を2つ持つことにより、接続台数を増やす。接続台数が多い環境でWi-Fiルーターの負荷が減る
図10 メッシュネットワークは、複数のWi-Fiルーターを設置して網目状に電波を張り巡らせ、広範囲で安定した通信ができる環境を整える仕組み。対応機種同士で組み合わせる必要がある
図11 Wi-Fiアライアンスのイージーメッシュ紹介ページ。従来のメッシュネットワークは、同一メーカーの同一製品群でしか構築できないという制限があった。それを解消するため、イージーメッシュという規格が用意された
図12 現在、イージーメッシュに対応するのは一部の製品にとどまっている。バッファローのように、ファームウエアの更新により既存機種をイージーメッシュ対応にするメーカーもある
図13 速度が1Gbpsを超える高速ネット回線でWi-Fiルーターを利用する場合、有線LAN端子にも注目しよう。インターネットと接続するWAN(インターネット)側の、端子の規格を確認する
図14 有線LANの規格の種類は、Wi-Fiルーターの仕様で確認できる。規格とともに端子の個数も確認しよう。Wi-Fiルーターの設定画面から、特定の端子だけWAN側とLAN側を切り替えられる機種も存在している
図15 現在広く使われているのは、ギガビットイーサネット(1000BASE-T)だ。1Gbps超の光回線では、10ギガビットイーサネット(10GBASE-T)かマルチギガビットイーサネット(5GBASE-T、2.5GBASE-T)をWAN側に搭載するWi-Fiルーターを選ぶ
図16 Wi-Fi 6ルーターは、製品によって大きさがかなり違う。購入前に必ずサイズを確認しておき、設置場所を検討しよう
図17 アンテナが外付けのWi-Fiルーターは、アンテナの向きによって電波の特性が変わるとしている。上下階に電波を届かせたいときに向きを変えてみるとよい。左はバッファローの「WXR-6000AX12S」の設定例

[日経PC21 2022年1月号掲載記事を再構成]

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