骨折しないあしたのために、その2「鍛える」。
自己流はなるべく避けた方が良い。つい無理をしてしまったり、ピント外れなトレーニングで体を壊したりすることがあるからだ。今はジム以外にも、大学病院と企業が連携してフィジカルケアを提供している場所がある。理学療法士などがセラピストとしてデータに基き、継続的なトレーニングやヘルスケアのアドバイスをしてくれるそうだ。骨折しやすい人向きかも?

骨折しないあしたのために、その3「食事を考える」。
カルシウム、ビタミンD、K、B、たんぱく質などは骨の健康にとっていわば重鎮的栄養素。厚生労働省ではカルシウムを1日当たり700~800ミリグラム摂取することを推奨している。牛乳だけだとコップ4杯は必要なので、チーズや大豆製品、緑黄色野菜、魚、海藻なども食べたい。
私の場合、乳製品でてきめんに太る体質だから、小魚や豆腐、野菜などを多く摂取したいが、カルシウムの吸収量は低くなる。ならば吸収を助けるビタミンDを多く含む海の魚やキノコもよく食べよう。骨を作る働きを促すビタミンKは納豆や卵で。そして、たんぱく質はコラーゲンの材料となって骨の質を高め、骨を守る筋肉を作る。だが、分解される時にたまった有害物質で骨や血管が傷つけられることも分かっているので、新鮮な野菜や肉、魚などでビタミンB群を取るのが良い。
こうしてみると、骨に良いことは実はダイエットにも良いことが分かる。つまり、ポンコツもやがてはナイスバディかなってことで。
高木美保(たかぎ・みほ)
1962年生まれ、東京都出身。84年、映画「Wの悲劇」でデビュー後、ドラマ「華の嵐」の主役をはじめ、NHK大河ドラマ等に出演。またバラエティー番組にも挑戦し、人気を集める。98年11月、自然と共にある生活を求めて、栃木県那須高原に住まいを移し、農業にも取り組む。現在は芸能活動に加え、講演や執筆業など幅広い活動を展開。著書多数。
1962年生まれ、東京都出身。84年、映画「Wの悲劇」でデビュー後、ドラマ「華の嵐」の主役をはじめ、NHK大河ドラマ等に出演。またバラエティー番組にも挑戦し、人気を集める。98年11月、自然と共にある生活を求めて、栃木県那須高原に住まいを移し、農業にも取り組む。現在は芸能活動に加え、講演や執筆業など幅広い活動を展開。著書多数。