2021/11/29
頬肉は揚げる前に圧力鍋で炊き、デミグラスソースは肉のコンソメをベースに、ユズ七味で和のテイストに。シャリともよく合う

牛肉とデミグラスソース、それにシャリとは、まったく正反対のイメージであったが、食べると甘みと酸味が一体になり、素晴らしくおいしい。

この一体感で口いっぱいに頬張る感覚こそ丼であり、その相性のよさは握りずしの組み合わせそのものだ。

ちなみにもうひとつのこだわりとして「地産地消」を掲げており、副菜や椀物などに使われる野菜などは東京産の食材を積極的に使っている。

本店を離れ、支店を計画する話が上がったとき、木村さんが考えたのは「自分のできるおいしさをもっと多くの人に伝えたい」「そしてそれによって幸せを広げたい」という2点。

そのため、本来の「すし㐂邑」のスタイルをあえて追わず、より多くの人が手軽に手に取りやすい「丼」というスタイルにたどり着いたそう。

そして「丼」にすることですしよりも広がりが大きく、それこそ洋食的なメニューや肉までいろいろチャレンジできる。そして「きむら丼」のこのメニューが完成した。

また、夜のメニューでは雲丹蕎麦(ウニそば)や珍味など、本家「すし㐂邑」らしい料理も食べることができるのも、なかなか訪問のかなわない「邑」ファンにはうれしいところだろう。

従来おいしさと新しい味の出合い、食べることで幸せが広がる「きむら丼」の味。このこだわりで立地もよく、土日祝日は通し営業と使い勝手もいい。

ひとりランチから時間外の食事、ゆったりとしたディナーなどそれぞれの目的に合わせて「丼」を堪能するのはいかがだろうか。

<メニュー>

中とろ燻し丼 3500円 / 季節の丼(頬肉のデミカツ丼)4000円 ※内容・価格は季節により変わります

○ランチタイム 

きむら丼 3500円 / 小どんぶり二種 3800円 ※メニュー内の丼から選択

※価格は税込み。

きむら丼
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タイムズスクエアビル14F
電話:03-5361-2027
営業時間 月~金11:00~15:00、17:00~23:00、土日祝11:00~23:00 ※行政の要請により変更あり
定休日 1月1日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

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