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インターネットを閲覧するためのウェブブラウザーは、パソコンで最もよく使うアプリでしょう。それだけに、より便利で快適なものを選びたいところ。筆頭候補は「Chrome(クローム)」と「Edge(エッジ)」。日常的な操作や注目機能を取り上げて、両者の実力と使い勝手を11回にわたって比較検証します。

◇  ◇  ◇

ブラウザーの用途で最も頻度が高いのは、ウェブの検索だろう。それだけに、検索のしやすさ、検索結果の見やすさは、ブラウザーの使い勝手を左右する。

起動時に表示されるウェブページを特に設定していなければ、両ブラウザーともに、起動直後の画面にはウェブの検索欄が用意されている。アドレスバーにキーワードを入力してウェブを検索できるのも同様だ。大きな違いは、使用される検索エンジン(検索サービス)にある。Chromeは「Google」での検索、Edgeは「Bing(ビング)」での検索になる(図1)。

図1 両ブラウザーとも、アドレスバーにキーワードを入力して「Enter」キーを押せば、ウェブを検索できる。ただし、Chromeでは「Google」、Edgeではマイクロソフトの「Bing(ビング)」が標準の検索エンジンに設定されている。新しいタブを開いたときに表示される検索欄も同様だ

図1 両ブラウザーとも、アドレスバーにキーワードを入力して「Enter」キーを押せば、ウェブを検索できる。ただし、Chromeでは「Google」、Edgeではマイクロソフトの「Bing(ビング)」が標準の検索エンジンに設定されている。新しいタブを開いたときに表示される検索欄も同様だ

Bingはマイクロソフトが運営する検索サービスだが、定番のGoogleに比べると、検索の精度や使い勝手に不満を感じることがある。その点では、Googleのサービスをよく使うユーザーほど、Chromeのほうが便利に感じられるはずだ。ただし、Edgeでも検索エンジンをGoogleに変えることは可能。「アドレスバーで使用する検索エンジン」を「Google」に変更し、かつ「新しいタブでの検索、検索ボックス⋯」の項目を「アドレスバー」にしておけば、アドレスバーで検索するときも、新しいタブの検索欄を使用するときも、Googleを利用できるようになる(図2〜図5)。

図2 Edgeでも標準の検索エンジンをGoogleにすることはできる。それには、画面右上隅の「⋯」をクリックし、開くメニューで「設定」を選ぶ(1、2)

図2 Edgeでも標準の検索エンジンをGoogleにすることはできる。それには、画面右上隅の「⋯」をクリックし、開くメニューで「設定」を選ぶ(1、2)

図3 「設定」タブが開くので、左側で「プライバシー、検索、サービス」を選択(1)。右側の一番下にある「アドレスバーと検索」を選ぶ(2)

図3 「設定」タブが開くので、左側で「プライバシー、検索、サービス」を選択(1)。右側の一番下にある「アドレスバーと検索」を選ぶ(2)

図4 「アドレスバーで使用する検索エンジン」の項目を「Google」に変更すると、アドレスバーでGoogle 検索が使えるようになる(1)。さらに、「新しいタブでの検索、検索ボックス⋯」の項目を「アドレスバー」とする(2)

図4 「アドレスバーで使用する検索エンジン」の項目を「Google」に変更すると、アドレスバーでGoogle 検索が使えるようになる(1)。さらに、「新しいタブでの検索、検索ボックス⋯」の項目を「アドレスバー」とする(2)

図5 図4の2で「アドレスバー」を選んでおくと、新しいタブにある検索欄にキーワードを入れ始めた途端(1)、カーソルがアドレスバーに移動してそこに文字が入力される(2)。そのまま検索を実行すれば、結果的に図4の1の設定により、Googleで検索が行われる

図5 図4の2で「アドレスバー」を選んでおくと、新しいタブにある検索欄にキーワードを入れ始めた途端(1)、カーソルがアドレスバーに移動してそこに文字が入力される(2)。そのまま検索を実行すれば、結果的に図4の1の設定により、Googleで検索が行われる

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