「仕事服はツーピース。スリーピースだと…」

アート&カルチャー部門 TOKIOの松岡昌宏さん

21年4月に株式会社TOKIO(東京・港)を設立し、新たな挑戦を始めた城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんがアート&カルチャー部門の受賞者です。3人を代表して、広報担当副社長の松岡さんが、船出への決意を語ってくれました。

「今から商社をまねできるわけがない。僕らが培ってきたのは、番組や芝居というエンタメから見えてきたもの」と話す松岡さん。東北の復興支援などの経験も生かし、企業などと協業して「みんなでつくる」ビジネスにチャレンジする――。会社をそんな新たな舞台にしたいと意気込んでいます。

この日の松岡さんのスーツは、グレーのチョークストライプ。実はスリーピースが好みですが、副社長として動くときにはベストなしがいいのだとか。「(城島社長を飛び越えて)会長みたいになってしまいますから」と笑っていました。

インタビューはこちら】TOKIO松岡昌宏氏 エンタメ視点で日本のものづくり発信

「企画を主導して考えるのは国分です。そして、城島にハンコ押させる。僕はいればいい。城島は水戸黄門で、僕ら助さん、格さんがいればなんとかなる(笑)」 撮影:筒井義昭

「このスーツ、街を歩いて反応を見たい」

スポーツ部門 バスケットボール選手の高田真希さん

東京五輪で銀メダルを獲得し、世界を驚かせた女子バスケットボールの日本代表。主将としてチームを率いたのが、デンソーアイリスに所属する高田真希さんです。「一家に一球バスケットボール」という理想に向け、バスケ普及をめざすイベント会社を起こし、選手と会社経営の両立にチャレンジしています。

高田さんは「バスケでも会社でも大事なのは、挑戦することです」と話します。うまくなりたい、強くなりたいというアスリート流の向上心と空手で培った精神力が「苦しいときこそ一歩前に出る」という姿勢につながっているようです。

今回のスーツは、ヘリンボーン柄の明るめのブラウンツイードのジャケットとワイドシルエットのパンツ。「普段はジャージー姿が多いので、私服ではおしゃれな格好をしたい」という高田さん、周囲の反応もちょっと気になるようです。

インタビューはこちら】「バスケ普及、今がスタート台」五輪銀・高田真希選手

「一家に一球バスケットボール。そんな家庭を増やしていきたい」。現役アスリートであり、経営者でもある高田さんに似合う、スポーティーさと優雅さを兼ね備えたエレガントなパンツスーツ。スーツの生地はヴィターレ・バルベリス・カノニコの「H.O.P.E.」コレクションのツイードヘリンボーン。(オンワード樫山、オーダー価格19万8000円) 時計はダイヤルカラーに「深紫(こきむらさき)」という美しい色を採用した(グランドセイコーエレガンスコレクションSTGF345、82万5000円) 撮影:筒井義昭
にこやかな笑顔を絶やさず、軽やかにボールをあやつり、シュート 撮影:筒井義昭

「ボケとつっこみ、スーツでわかる」

授賞式の副音声を担当 和牛の水田信二さん、川西賢志郎さん

授賞式の舞台裏で、インスタグラムを通じたライブ配信に挑んだのが、漫才コンビ、和牛の2人です。SUITS OF THE YEARとして初の試みは、受賞者の装いや舞台衣装をめぐる2人の軽妙なやり取りで盛り上がりました。

漫才の舞台では、川西さんがネイビーのスーツ、水田さんが蝶(ちょう)ネクタイというのがトレードマーク。どっちがボケでどっちがつっこみか分かりやすくするしかけだといいます。川西さんは、最初に青が映えるスーツをつくった時には「何百枚も生地を見たんじゃないですかね」と話し、スーツへの神経の使い方が並大抵ではないことを明かしました。

【記事はこちら】和牛が見たSUITS OF THE YEAR スーツへの熱い思いも

副音声としてInstagramでのライブを担当した和牛の水田信二さん(左)と川西賢志郎さん

SUITS OF THE YEAR 2021

アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。

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SUITS OF THE YEAR 2021
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