デニムパンツやGジャンと同じく、男デニムの代表アイテムであるデニムシャツ。そんな定番シャツにも、大人ならではの選びや着こなしがあるんです。瀧川鯉斗さんにモデルとして登場してもらいました!
イマドキなデニムシャツは、ビッグ&タックインがお約束
デニムシャツ人気は今にはじまったことではありませんが、そのシルエットには変化が。かつてはドレスデニムと銘打ち、大人のデニムアイテムは細身が主流でした。しかし、ここ数シーズン続くビッグシルエット人気は、デニムにおいても例外ナシ。ゆったり着るのが、今人気なんです。
この辺りはトレンドとあって予想通りかと思いますが、さらにタックインを組み合わせるのがコツ。デニムシャツにタックインとは、80年代後半に流行ったスタイルですよね。デニムonデニムやチノパンなんかと合わせスタイルは実に男らしい。ですが、大人っぽさや上品さを意識するならば、クラシックなタック入りスラックスで、アメカジ感を中和させるのが正解です。
で、デニムシャツ自体の選びにもコツが。それはリジッドではなく薄ブルーを選ぶこと。シルエットがビッグなだけに、濃紺は重たく見えますからね。色落ちした薄ブルーの方が、むしろさわやかに見えるんです。
■ラフに振りすぎない、上品&リラックスが正解
ほどよいドロップショルダーに加え、ボディー&アームホールも広めにデザイン。薄く色落ちしたインディゴと両胸ポケットがあくまでワークウエアが出自であることを誇示しながらも、リラックス感が漂います。そんな一枚に、2タック&ベルトレスなクラシックスラックスを。首元のスカーフしかり、男らしさとエレガンスは意外に相性がいいんです。
瀧川鯉斗さんが着用したのがこちら!
■単にビッグならいいワケじゃありません
デニム生地だけでなく、縫製や加工もすべて岡山で。デニムに対する伝統的な誇りを投入しながらも、シルエットはイマドキのワイド設計に。ともすればコレこそがデニムシャツの本筋とも言えますが、古着でよく見る単に着丈が長いだけのビッグシルエットとは一線を画し、バランスの良いゆったりシルエットを描きます。