うまくいかなくても「納得いく自分」でいられる方法

自信のなさから再三断った転職の話、うつ状態になるほど何年も決められなかった離婚、コロナ失業によるどん底経験……。

必ずしもすべてがうまくいくわけではない人生のなかで、それでも、焦りや不満に引きずられることなく、自分らしくあり続けてきたシンシアさんは、何を大事にしてきたのか。

それは、「決め抜く力」だ。

『人生は、もっと、自分で決めていい』著者の薄井シンシアさん

「決め抜く力は、自分の価値観を定めることで身につきます。そして何度も価値観と向き合うことで力を高めることもできた。この決め抜く力さえあれば、年齢も状況も関係なく、いつでも『納得いく自分』でいられるんです。今の自分や今までの自分に納得がいっていなくても、これから変えられることはたくさんありますよ。大丈夫、私自身がそうでしたから」

とはいえ、普段から自分で決めることが苦手な人も少なくないだろう。「ばしっと決められたらそりゃラクだよね」「そんなに強くて潔いタイプじゃないから私には無理」と思う人だって、いるはずだ。

でも、シンシアさんの決め抜く力を育てる方法は、単なる精神論ではない。時に細かく現実と向き合う。論理的な方法で「自分の限界」を可視化する。書き出して何度も見返す。実は、誰でもできる方法なのだ。

弱さや限界は、自分らしい人生を送るために必要なこと

「夢や可能性に目を向けるのではなく、とことん、自分の弱さや限界と向き合うんです。そうすれば、誰でも自分らしい『決め抜く力』を見つけることができます。それは、決して『人生を諦める』ことではありません。自分で自分の人生のかじ取りをするために、自分を正しく知る。自分を受け止める。それが、自分らしい人生を歩むためのファーストステップだと考えています」

ストレートな物言いで強いキャラクターに見られがちなシンシアさんが、本の中では、「決められない自分」や「答えが見つからない自分」に揺れて、埋もれて、悩んだプロセスを細かく語ってくれた。これまでのインタビューや記事では触れてこなかった具体的なエピソードとともに、「決め抜く力を育てる方法」を紹介する。

あなたは今、再就職や転職を考えていますか。

仕事と子育ての両立がうまくいかなくて、悩んでいませんか。

いつも家事や仕事に追われて、余裕がない生活をしていませんか。

後半人生をどうやって生きようかと悩んでいませんか。

そんなモヤモヤを抱えている人に、本書をぜひ届けたい。読んでいくうちに驚くほど気持ちが晴れていく。後ろめたさやプレッシャーからも解放され、前に進む力が湧いてくる。そして何より、自分の人生は自分で動かしていいんだ、と背中を押され、アクションを起こしたくなる。その効果をぜひ、本を読んで味わってほしい。

(日経xwoman編集部 長野洋子)

人生は、もっと、自分で決めていい

著者 : 薄井 シンシア
出版 : 日経BP
価格 : 1,650 円(税込み)