カジュアルでもスーツでもサマになる

大泉氏はもともと、身長もあってすらっとしていて、モデル並みにスタイルがいい。カジュアルでもスーツでも何を着てもサマになり、どんなブランドでも着こなせる。例えば、21年の「NHK紅白歌合戦」では「エトロ」のゴールドのジャケットや「ベルルッティ」のパープルのスーツも難なく着こなしていた。12月に公開される最新主演映画「月の満ち欠け」のマスコミ向け取材撮影では、同系色のモノトーンでコーディネートした「ヒューゴボス」のセットアップをさらりと着こなしている。

タレントや俳優はドラマや映画の製作発表会見や雑誌の撮影などでスタイリストがそろえたブランドの服を着ている。もしも筆者が大泉氏のスタイリストだったら……。そうだなぁ、はやりのミニマムなセットアップスタイルより、派手なチェック柄のジャケパンスタイルを用意する。ジャケットの柄はこの秋のトレンドであるクラシックな英国調のグレンプレイドやウインドーペンチェックがいい。それも英国ブランドではなく、「タリアトーレ」や「カルーゾ」といった今どきのイタリアのドレスブランドの大柄チェックのジャケットを着せたい。大柄なチェックのジャケパンスタイルは下手をすると顔が柄に負けてしまう難しいコーディネートだが、大泉氏なら着こなせる。むしろ似合いすぎる。なにしろ「鎌倉殿」なのだから。似合わなかったら、私が何とかします。似合わなかったら首ちょんぱじゃねぇか!!

いであつし
1961年静岡生まれ。コピーライターとしてパルコ、西武などの広告を手掛ける。雑誌「ポパイ」にエディターとして参加。大のアメカジ通として知られライター、コラムニストとしてメンズファッション誌、TV誌、新聞などで執筆。「ビギン」、「MEN’S EX」、JR東海道新幹線グリーン車内誌「ひととき」で連載コラムを持つ。

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