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50代のリスキリングはまず「わかる」ことから(写真はイメージ=PIXTA)

50代のリスキリングはまず「わかる」ことから(写真はイメージ=PIXTA)

50代は、いま、これから、何を学ぶべきなのでしょうか。50代でも十分できる、挫折しないリスキリングとはなんでしょう。初回の「またリスキリングするの? 50代には50代の流儀がある」に続き、2回目の今回は、50代における課題について考えてみたいと思います。

50代の4割以上が「自分に課題なし」と回答

私が代表を務めている総合人事コンサルティングのフォー・ノーツ株式会社は、高齢者雇用安定法の改正(2021年4月)により70歳までの就業機会の確保が努力義務化され、今後高齢者雇用の当事者になっていくであろう50代の社員が、いま「20〜40代の社員からどのように思われているのか」「自身のことを、どのように評価しているのか」について、20〜50代のビジネスパーソン300名を対象にアンケート調査を行いました。

まずは50代のビジネスパーソンが自身をどのように評価をしているのかを知るために「あなたは仕事をする上で、どのような点を課題と感じていますか」と聞いてみました。結果は次の通りです。

もっとも多かった回答は「特に課題と感じる点はない」の44.0%。なんと約半数に近い50代の方々が、「自分には課題がない」と考えているようです。

次に多かったのは「新しいスキルや知識の習得に取り組めない」の27.0%。リスキリングの課題のひとつとして話題になっている「デジタルツールに対応できない」は、わずか9.0%。50代の約9割は、「デジタルツールに対応できている」と考えているか、あるいはあまり重要性は感じていないようです。

ところが、20代〜40代のビジネスパーソンに「あなたの職場にいる身近な50代の社員について、仕事をする上で、どのような課題を感じていますか」と質問してみると、以下のような結果となりました。

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