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村上臣 リンクトイン日本代表

村上臣 リンクトイン日本代表

新型コロナウイルス下での2度目の年末年始休暇が終わりました。うまく休暇を取ることは、ストレス解消や疲労回復に欠かせません。ビジネス向けSNS(交流サイト)を展開する米リンクトインの日本代表の村上臣氏に、休暇をテーマに語ってもらいました。

(5)在宅勤務への意外な本音とは? 働き方調査で判明

リンクトインはコロナ下で従業員を大事にするグローバル企業だと感心したことがありました。2021年4月5日から1週間、全世界一斉の有給休暇を実施したのです。これはかなりのリフレッシュになりましたね。

欧米と日本では休暇のリズムが違う

普段は米国本社やシンガポールなど各国のオフィスとやり取りしていますが、この1週間は全然メールが飛んできませんし、休み明けのメールの山の対応にも追われませんでした。外資系企業ですから、時差があるし、祝日が違います。こちらが祝日でも、米国の上司からメールが飛んでくる。当然、春のゴールデンウイークや秋のシルバーウイークなんて、あちらにはない。もちろん日本側は祝日なので、仕事は休みでいいわけですが、上司からのメールが気になりますからね。それがなく、ホッとした日々を過ごせたわけです。

欧米と日本の企業では休暇のリズムが違います。欧米企業では年末年始はクリスマス休暇が中心ですから、12月初旬に集中的に仕事をこなすビジネスリーダーが多いのです。いろいろな指示が飛んでくるのはこの時期です。そして、12月中旬になると休暇に入る人が増えます。この2週間は割と暇になるわけです。ただ、元日を最後に1月2日から仕事開始ですから、日本のように正月三が日はゆっくりとはいきません。そこは外資系企業の厳しいところですね。

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