札幌市中心部の大通公園にそびえるさっぽろテレビ塔が目の前、地下鉄大通駅すぐの「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」。グリーンがいっぱい置かれたラウンジからの迫力あるテレビ塔の眺めには驚かされる。ここはトドマツ、カラマツ、タモなどの北海道産木材を使った全134室の国内初の高層ハイブリッド木造ホテル。木材で囲まれたような「キャビンフロア」の9階から11階は、高耐力枠組壁工法を使った純木造だ。

客室(オオドオリスイート)内には鉢植えが置かれており、キャビン風の雰囲気が漂う

3階から8階は「ギャラリーフロア」で、北海道の美しい風景を切り取ったアートピクチャーやアイヌ民族の文様をモチーフにしたクッションなどが客室内を豊かに彩る。室内にも木材がふんだんに用いられている。すべての客室にテレビは設置されていない。その代わりに木製のスピーカーを手がける三重県内のメーカーに特注したレコードプレーヤーとホテルの躯体に使われた木の端材を利用したウッドスピーカーを設置。柔らかな音を存分に楽しんでもらう趣向になっている。

テレビ塔がモチーフのサクサクミルフィーユ

「北海道を体感する」という同ホテルのコンセプトにふさわしく、エシカル、サステナブルや地産地消をしっかりと意識し、それがナチュラルな居心地のよさを作り上げている。1階にある地元北海道産の食材を使ったレストラン「HOKKAIDO CUISINE KAMUY(ホッカイドウ キュイジーヌ カムイ)」のボリューム感あふれる朝ごはんもおいしい。

さっぽろテレビ塔をモチーフにした”イチゴ塔ミルフィーユ”。思わず「可愛い」と声をあげてしまいそう

ホテルのラウンジでさっぽろテレビ塔を眺めながら、ぜひ味わってほしいのが “イチゴ塔ミルフィーユ”。サクサクのミルフィーユで挟んだあずきと、ちょっとほろ苦い抹茶のカタラーナ、甘酸っぱいイチゴがとてもよく合う大人のスイーツだ。

ルーフトップには春から秋にかけてウッドデッキにファイアーピットやソファスペース、グランピングテントなどが設けられる。札幌のど真ん中でたき火を囲んで過ごせるちょっとぜいたくな場所である。

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野菜や魚介などを用いたパフェがスペシャリテ