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リンクトイン・アジア太平洋地域(APAC)代表のフィオン・アンさん

リンクトイン・アジア太平洋地域(APAC)代表のフィオン・アンさん

世界で8億7千万人超が活用するビジネスSNS(交流サイト)、リンクトイン。しかし、日本ではツイッターなど他のSNSと比べて普及は遅れ、ユーザー数は約300万人にとどまっている。ただ、大企業の転職者数も増え、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代を迎える中、リスキリング用のコンテンツもそろえ、利用者は増加に転じている。アジア太平洋地域(APAC)代表のフィオン・アンさんに日本での巻き返し戦略について聞いた。

DX化で利用者増、マーケのツールにも

――イーロン・マスク氏の率いるツイッターは、日本で5千万人超が利用、人口比で世界トップになっている。ツイッターは匿名性が高く、日本人になじむという指摘がある。しかし、リンクトインの日本は、インドや中国、インドネシアなど他のアジアの主要国と比較してもユーザー数は多くない。なぜなのでしょうか。

「他社の動向についてはコメントする立場にないが、日本のリンクトインのユーザー数が、他の主要国と比べて十分に普及できていないことは認識している。日本のビジネスパーソンの特異性や企業文化など様々な課題はあるだろう。しかし、コロナ禍の中で、伝統的な日本の大企業でもDX化が急速に進み、意識変化も起こり、リンクトインのユーザー数も大きく伸び始めている。今後の伸びしろは大きい」

――日本にはまだリンクトインを認知していないビジネスパーソンも少なくない。このSNSを使えば、どんなメリットがあるのですか。

「世界各国の約8億7500万の人と出会え、ビジネス機会をつかみ、自分たちの経済的な価値を高めることが可能だ。まずフォローすることで、様々な人とつながり、多角的なビジネスの知見や知識を獲得できる」

「今、各業界の専門人材が何を考え、何を求めているのか、最先端のテクノロジーの動向なども分かる。そして誰もが自分たちの製品やサービスの情報を自由に発信し、世界に伝えられる。マーケティングのツールとしても活用できるわけだ」

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