「ダーワ・悠洛 京都」のエレメンツ・スパ。レセプションにはバンヤンツリーのプロダクツが並ぶ

バンヤンツリー・グループは、アジアを中心に世界15カ国以上でスパやホテルなどのリゾートを展開している。スチュワードシップ(ゲストに寄り添ったおもてなし)とウェルビーイングを軸に、ゲストに格別な体験を提供するのが特徴。日本初上陸のホテルとなったのが京都で「ダーワ・悠洛(ゆら) 京都」と「ギャリア・二条城 京都」の2軒が今年6月、グランドオープンした。共にリブランドでの開業だが、新たにスパやウェルビーイングルームの開設などが注目を集める。

世界初出店の新スパブランドのトリートメント

「ダーワ・悠洛 京都」のブランドコンセプトは「自分らしい旅」。鴨川のほとり三条にたたずむ全138室のブティックホテルで、地下鉄東西線の三条京阪駅からは徒歩1分とアクセスもいい。エントランスを入ると、地下から吹き抜けのロビーにのびる竹林の緑が印象的。和と洋が出合った大正ロマンが漂うインテリアに、ダーワのブランドカラーである紫が上品さを添える。バンヤンツリー・グループの新しいスパ・ブランドとなるエレメンツ・スパはここ京都が世界初出店。「自分と自然を育む場」をコンセプトにナチュラルなプロダクツにこだわり、身体も自然も健やかにするような質の高いトリートメントを提供する。

「ギャリア・二条城 京都」の「ウェルビーイングルーム」では客室内で心身を整える体験ができる

一方、「ギャリア・二条城 京都」は世界遺産である二条城の目の前だ。全25室が40平方メートル以上あるラグジュアリーホテルで、コンセプトは心身の健やかさを表す”ウェルビーイング”。日本庭園が美しいロビー、しっくいの壁に漆塗りを使った家具とぜいたくな非日常空間でくつろげる。ウェルビーイングルームは、室内で瞑想のためのヨガマットやエクササイズができる器具も置かれ、心身を整える体験ができるコンセプトルームだ。シグネチャーダイニング「真蔵(シングラー)」では地域の生産者と食材にこだわり、フレンチをベースにしたイノベーティブな料理が味わえる。

小野アムスデン道子
世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスに。東京と米国・ポートランドのデュアルライフを送りながら、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。日本旅行作家協会会員。