伝統的意匠とモダンなインテリアが演出する異空間

京町家が並ぶ街並みが魅力なのも京都ならでは。格子の入った窓に駒寄せの囲い、通り庇(ひさし)の下で雨宿りというのも風情がある。そんな歴史的意匠建造物の町家をホテルの建物に生かし、今年4月にグランドオープンした「NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO(ノーガホテル 清水 京都)」は、京阪清水五条駅から徒歩約7分。古風な街並みと調和するたたずまいとモダンなインテリアが異空間を演出するライフスタイルホテルで、コンセプトは「MEET HOT KYOTO.」。

客室でのコーヒードリップ体験は、京都の「Kurasu」とのコラボ

インテリア、食、アート、音楽、メディテーションとホテル内には、まさにホットな京都に出合えるさまざまな”きっかけ”が随所にちりばめられている。ロビーには、オリジナルのMAPが置かれ、そこに載っている旬でホットなスポットがなかなか面白い。木組みが美しい天井の梁やダイニングに向かう階段は千本鳥居を思わせるデザインで、モダンな中に伝統建築の要素も巧みに取り入れている。

モダンな中に京都の伝統工芸のエッセンスが漂う「NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO」のデラックスツインタイプの客室

客室フロアの廊下は京都の路地を思わせ、街路を照らすようなルームナンバーが浮かび上がる。全207室の客室で、ミニバーの扉には引箔が施され、ペンダントライトやオリジナルのマグカップは清水焼と、京都の伝統工芸も随所に。客室での過ごし方の中にも京都との出合いがある。例えば、テレビで動画を見ながら自分で抹茶体験やコーヒードリップ体験、オリジナルアロマの調香体験などが楽しめる(各1500円)。ホテルの地下1階にはメディテーションルームも備え、30分の瞑想体験ができる(事前予約制・無料)。

おなかがすいたら、レストランでイタリアンをベースにジョスパーオーブンの炭火グリル料理と京野菜などを中心とした料理が楽しめる。ホテル1階のベーカリーカフェで焼きたてパンとひきたてのコーヒーという手もある。最上階には東山や清水寺や比叡山の山並みが一望できるルーフトップバーがあり、夜にはファイアーピットの炎が幻想的なムードを演出する。京都での新しい体験との出合いを振り返りながら、グラスを傾けてみてもいい。

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