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日経クロステック
キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えています。人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する天笠淳さんが、こうした不安を解消し、働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介します。

4月も半ばになると、職場によってはそろそろ新人が配属されます。雑談を通じて、緊張している新人の気持ちをほぐし、職場になじみやすくしたい。しかし、いざとなるとどんな会話をしてよいか分からない――。よくある悩みです。

ハラスメントやプライバシー侵害にならないかなど、昔より会話の中身に気を使うことも増えています。それを負担に感じ、気が重い人もいるでしょう。

今回は、お薦めの雑談ネタをご紹介します。話題に困ったときに活用してみてください。

業務外の雑談は難しい

職場での雑談は、大きく2つに分けられます。業務に関する雑談と、業務外の雑談です。

雑談と聞いて多くの人がイメージするのは、業務外の雑談です。趣味や好きなスポーツに関する話が代表例です。嗜好が合えばいいのですが、自分の話に全く興味を持ってもらえない場合、会話は続きません。10歳以上年下の新人に無理やり話を合わせようとしても、相手には違和感しか残らないことがあります。

業務に関する雑談はどうでしょうか。先輩社員がよく持ち出す話題は、職場での人間関係や、自身の社内での経歴などです。いずれも自分や同僚の個人的な話になる可能性が高く、配属されたばかりの新人が興味を持てるとは限りません。いきなり先輩社員の個人的な話をされて戸惑う新人もいるかもしれません。

筆者が先輩社員にお薦めするのは、次の3つの話題です。「失敗談」「自分の新人時代」「部内事情」です。それぞれについて説明しましょう。

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