セイコー、シチズン…スーツに合う「美形」時計5選2021年新作・名作セレクション(1)

MEN’S EX

2022/1/23
MEN'S EX

新作腕時計が豊富だった2021年。長年時計取材に携わってきたプロたちを中心に、テーマを設けて注目時計を挙げてもらった。連載の幕開けとなる今回は、ビジネスシーンに合わせたい「ONスタイル」の時計を紹介する。




選んだ人 ファッション・時計ライター 吉田 巌さん
本誌のファッションおよび時計特集の原稿を毎月担当し、その造詣の深さには編集部も絶大な信頼を寄せる。スイス新作時計展取材歴も豊富。個人的にはロービートの古いクロノグラフが大好物。

PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)

カラトラバ《クルー・ド・パリ》6119

「カラトラバのケースデザインは大きく2系統ある。1つは初代『96モデル』の意匠を受け継ぐベゼルがフラットで、ラグが曲線を描くタイプ。もう一つはベゼルにクルー・ド・パリ装飾を施し、ラグが直線的なタイプ。今作はその2つのイイトコ取りをしたもの。カラトラバの歴史と美しさを1本に封じ込めたようなモデルであり、正統派のドレス時計を求める人にはまさに最高の1本だろう」。手巻き。径39㎜。RGケース。アリゲーターストラップ。339万9000円(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

CARTIER(カルティエ)

タンク マスト

「クラシックな角型時計はスーツ姿を知的に彩る効果が高い。中でも“今”の気分とも合致する1本が欲しいなら、おすすめはこちらだ。名作『タンク』の美しいデザインを忠実に受け継ぎつつ、搭載するのはカルティエ初の光発電ムーブメント。ストラップはリンゴの廃棄物などを約40%使用した非動物性レザーだ。『タンク』という、時代を超越するモダニズム時計にふさわしい革新性にしびれる」。ソーラービートソーラームーブメント。LMサイズ(33.7×25.5㎜)。SSケース。エコ・レザーストラップ。予価32万5600円(カルティエ カスタマー サービスセンター)

(c)Cartier

GRAND SEIKO(グランドセイコー)

ヘリテージコレクション SLGH005

「毎時3万6000振動のハイビート型ながら、高効率な脱進機とツインバレルの採用で80時間ものパワーリザーブを実現した新型ムーブメント『Cal.9SA5』を搭載。岩手県・雫石の工房近くの白樺(シラカバ)林からインスパイアされた文字盤の型打ち仕上げもため息が出るほど美しい。スタイル的にはシンプルな3針ブレスウオッチだが、“本質”を追求し続けてきたGSのすごみが至るところに感じられるモデルだ」。自動巻き。径40㎜。SSケース&ブレスレット。104万5000円(セイコーウオッチお客様相談室)

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