芳醇なトリュフのエッグサンド 東京・代々木上原

dressing

2022/1/24
「MR.3℃」のサンドイッチはパンにも具材にもこだわっている

いつでも、どこでも手軽に食べられるサンドイッチはランチの強い味方。そのサンドイッチがおいしければ、なおうれしい。

2021年7月、代々木上原に誕生した「MR.3℃(ミスターサンド)」はパンにも具材にもこだわったサンドイッチ専門店。豊富なバリエーションで早くも人気を集めている。

「ミスターサンド」は、代々木上原駅東口近く、イタリアンバル「エソラ」の営業時間外の時間を利用する、「二毛作」の店舗としてオープン。白地にオレンジ色で書かれたロゴや店名がちょっぴりレトロで、どこか懐かしい雰囲気がある。

こぢんまりしたショーケースの中には、食事系からデザート系まで常時15種類のサンドイッチがズラリ。カラフルな断面のサンドイッチは、眺めるだけでもウキウキしてくる。どれにしようかと悩むのも楽しいひとときだ。

サンドイッチ専門店になったのには訳がある。系列店である東京都狛江市のベーカリー「Komae Bakery MAKANA」の食パン「ゴールデンミルク生食パン」。このパンがとんでもなくおいしいのだ。

「ゴールデンミルク生食パン」は、北海道の十勝加藤牧場(北海道帯広市)のジャージー牛乳をたっぷり使って作られたパン。ジャージー牛乳は、日本で飼育される乳牛のうち、わずか0.8パーセントしかいないというジャージー牛からとれる牛乳。濃厚な牛乳で知られ、栄養価も高く、淡い金色をしていることから「ゴールデンミルク」とも呼ばれている。

小麦粉には、このミルクと相性ぴったりの北海道産の小麦粉「ゆめちから」を使用。小麦本来の自然な甘みと、ジャージー牛乳のコクのある甘みがいっぱいで、生で食べても口に広がる甘みと香り、しっとりとした食感にうっとりする。まさに五感で味わう食パンだ。

狛江の店舗では、この食パンで作ったサンドイッチが1時間で完売するほどの人気ぶり。この絶品サンドイッチをもっと多くの人に食べてもらいたいと「ミスターサンド」が生まれたというわけだ。

「ミスターサンド」のサンドイッチはこの食パンを使い、すべて「エソラ」のキッチンで手作りしている。パンはカットするとすぐに香りが飛んでしまうため、狛江のベーカリーからは一斤のまま取り寄せ、同店のキッチンでカットするというこだわりようだ。

サンドイッチにはさむ具材も食パンの味わいを生かすことを大切にしている。

芳醇なトリュフの香りが漂う「トリュフエッグサンド」

とくに秀逸なのは「トリュフエッグサンド」。パッケージを開けると、芳醇(ほうじゅん)なトリュフの香りが漂い立つ。

このトリュフの香りに負けないのが「ゴールデンミルク生食パン」の甘いミルクの香り。2つの香りが見事に調和して、シンプルな味わいのエッグペーストをはさんだサンドイッチをリッチな1品に変身させてくれる。