オンライン面談で注意すべき意外な点

―オンライン面談が一般的になってきましたが、注意することはありますか?

本杉氏 いくつかポイントはありますが、よくある失敗のケースとして「オンライン面談でカンニングペーパーを用意すること」があります。カンペを読んでいることはバレます。「この質問がきたらこう答える」という準備をしておくことはいいことですが、抑揚がなく明らかにカンペを読んでいる雰囲気が出てしまうと、面接ではマイナスです。対面の面接と同じように、ある程度覚えて、自分の実力で当日に臨むようにしてください。

―ちなみに、転職希望者に「転職はやめたほうがいい」と言うことはありますか?

本杉氏 あります。転職したい理由をお聞きし、今の職場でも実現できそうな場合、「わざわざ転職をしなくてもいいのではないですか?」と言うことがあります。転職活動には時間もかなり取られますし、負担になることは多いです。まずは現職の状況を改善してみてはどうかという提案をして、一度考え直してみることをおすすめしています。

―「今の仕事が嫌だから転職したい」という理由の場合は、どう伝えればいいですか?

本杉氏 ネガティブな理由が本音だったとしても、聞く相手に納得感があれば大丈夫だと思います。例えば、「月の残業が100時間あった」ということであれば、納得してもらえるはずです。そして、仕事上の不満に対して改善の提案をしたかどうかもポイントになると思います。例えば、自分なりに小さくてもいいのでアクションを起こしたのであれば、それを伝えればいいと思います。「課題改善の提案をしたけど変わらないので、転職によって自分の希望する方向に進みたいと考えた」と伝えれば、納得してもらえると思います。

―残念ながら不採用だった場合でも、その理由を会社に聞いて、次に生かすことはできますか?

中島氏 情報開示をしたがらない会社もありますが、今はかなりの会社が開示してくれます。ですから、不採用だけでなく、採用になった場合も、後からそのポイントをぜひ聞いてみてください。どちらの場合も、今後に生かすヒントがそこにはあるので、必ず聞くようにしてほしいと思います。

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