変わりたい組織と、成長したいビジネスパーソンをガイドする

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック

デジタルシフトによりビジネス環境が激変する中、ビジネスパーソンはどのようなスキルを身につければいいのか――。10月7日に開催されたNIKKEIリスキリングのウェビナーに、元LinkedIn日本代表で「転職2.0」著者の村上臣氏と、エン・ジャパン「AMBI(アンビ)」事業責任者の峯崎直哉氏が登壇。AMBIの求人検索キーワードランキングに基づき、「いま売れるスキル、これから有望なスキル」について縦横無尽に語った。4回にわたって、当日の模様をお届けする。(司会=NIKKEIリスキリング・桜井陽)

Vol1「営業の概念が変わる時代に求められるスキル・ジョブ」はこちら。

Vol.2のポイント
・カスタマーサクセス、インサイドセールスに必要なスキル
・実際の求人のジョブディスクリプションを読み込む
・営業側のカスタマーサクセスは未経験者募集も多い
・課題解決力、コミュニケーション力を磨くには場数を踏む
・具体と抽象を行き来することでメタ認知を身につける

桜井:例えば、「カスタマーサクセスになりたい」「インサイドセールスをやってみたい」と思っている人がいるとしましょう。でも自分の職歴と照らし合わせると、まだあまりなれる感じがしない。そういう方はたくさんいると思うんですけど、じゃあどういったスキルをどのように身につけていけばいいんでしょうか。

村上:やはり実際の求人を見るのが一番早いと思うんですよね。例えばエン・ジャパンさんでカスタマーサクセスを検索すると、必ずそこに必須の経験とかスキルとか、あればいいなと思うスキルが書いてあるはずなんですよ。「5年以上の営業の経験がある」とか「カスタマーサクセスの経験があるとより良い」みたいなことが書いてあるので、このジョブディスクリプションをしっかりと読んでみる。すると企業によって若干誤差はあるんですけども、おおむね大体同じことを言っています。ですから、そこから自分が今持っているスキルをまず棚卸しして求人票と比較してみると、ギャップがわかります。

ジョブディスクリプションで50%以上マッチなら面接へGO

ジョブディスクリプションの中でだいたい50%以上マッチしていたら、多分面接には行けると思うんですよ。100%マッチしている求人なんてありえないので、半分ちょっと必須のスキルが合っていれば、少なくとも面接にはいけると思います。そして面接の会話の中で、自分が足りないものを見つけていく。その段階でちょっとこれはまだ経験いるかなとか、このスキルはまだ弱いかなということがわかれば、現職で頑張って経験を積むとか、現職にタスクがないのであれば、社内の中でそういう経験がつくようなポストを探して動いてみるというやり方もできると思います。もしくは最近ですと、副業を使ってそのスキルがつく経験をピンポイントで求めにいくようなこともできるかなと思います。

まずは、自分の振り返りをする。そして外部の目である求人票を見て、それと今自分が持っているものを比較する。この2つのアクションが取れるんじゃないかと思いますけども、峯崎さんいかがですか。

続きは会員登録(無料)が必要です

NIKKEIリスキリングの会員登録をしてください。登録は無料です。

会員登録(無料)すると
  • 組織戦略や個人の成長に関する記事が読み放題
  • リスキリングのヒントになるセミナー動画が見放題
  • 編集者の気付きやオススメ記事をメルマガでお届け
今後も会員特典を追加予定

新着記事

Follow Us
日経転職版日経ビジネススクールOFFICE PASSexcedo日経TEST

会員登録をすると、編集者が厳選した記事やセミナー案内などをメルマガでお届けしますNIKKEIリスキリング会員登録最新情報をチェック