22年のミドル層転職市場の予測

ミドル世代向け転職支援サービス「ミドルの転職」がコンサルタントを対象に、22年のミドル人材を対象とした求人数の増減についてアンケートを実施したところ、80%の回答者が「増加する」と予測しています。前年のアンケートでは「増加すると思う」の回答が42%、「減少すると思う」と「変化はないと思う」が29%ずつと、意見が分かれていることを踏まえると、22年のミドルの求人数がさらに増加するとの期待が見て取れます。「増加すると思う」の理由(複数回答可)について今年の調査では、「景気回復の兆しが見えてきたため」との回答が最多となりました。

▼翌年の「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集はどのように変化すると思いますか?(2020年、21年比較)

▼「翌年は35歳以上のミドル人材を対象とした求人が増えると思う」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可・2020年、21年比較)

21年下期以降、実際に中途採用の支援をする中でも、企業から事業拡大の話を聞くことが増えました。コロナ禍の影響によりマーケットの縮小を余儀なくされた業界・企業では、組織拡大を急ぐ動きも見られます。

一方で、働き方や生活スタイルが大きく変わったことにより、それにうまく対応する企業と、そうでない企業とで業績に明暗が分かれているのも事実です。企業として世の中の変化にどう対応していくのかが問われる時代。たとえばリモート下で成果を出す仕組みづくりなどは、各企業にとって急務となっています。

急激な変化・拡大のタイミングは、転職者にとっては有利な場合もあります。選考のスピードが速まったり、採用確率を高めるために条件がよくなったりするケースがあるからです。その意味では、事業拡大がさらに見込める22年は、転職に適した時期と言えるのかもしれません。

海外渡航の制限が続いていることもあって、海外関連の職種についてはまだ大きな動きは見られていません。とはいえ22年以降、情勢の落ち着きとともにグローバル関連職の求人も徐々に増えてくると見ています。

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