Men's Fashion

Pコート・CPOジャケット…「武骨アウター」は白が最強

How to

2023.1.18

LEON

武骨なミリタリーアイテムに、手っ取り早く洗練さを滲(にじ)ませるなら白アウターがイチ押し。上品になりすぎ? と感じたらボトムスで男らしさを出していきましょ。




クリーンな白だからこそ、ボトムスはあえて男らしく!

大人の爽やか&上品演出に最適な白。清潔感を滲ませるのはもちろん、黒や青など、どんな色のアイテムともコーディネートしやすいのも魅力です。そんな大人のお洒落(しゃれ)にうってつけな白を、武骨なミリタリーアウターに用いれば、見事に男らしさと上品さを両立できちゃいます。お手軽にワイルド&マイルドが手に入るってわけ。

もう少し男らしさが欲しいな、と感じたらボトムスに頼りましょう。例えばダメージデニム。白の清潔感がダメージデニムのヤンチャな印象を緩和するので、好相性。こうした合わせるアイテムで塩梅(あんばい)を調整できるのも、白アウターの利点ですから、最大限に活用してお洒落をアップデートしてくださいまし!

武骨と色気の両立、大人ミリタリーとはまさにコレ

コート9万9000円/イーヴォ、ニット6万4900円/フィリッポ デ ローレンティス(以上トヨダトレーディング プレスルーム)、デニム15万9500円/ヤコブ コーエン(ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)、スカーフ2万8930円/フラテッリ ルイージ(シップス 銀座店)、メガネ3万6300円/モスコット(モスコット トウキョウ)、シューズ15万4000円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)、時計88万4400円/チューダー(日本ロレックス / チューダー)

海軍の外套(がいとう)に由来するPコートがベース。上質なヴァージンウールを採用することで、ソフトな質感と高い保温力を実現。適度にゆとりのあるサイジングに柔和な白が相まって、元の武骨なミリタリーアウターを上品な印象に仕上げています。インナーに合わせたカシミヤシルクのニットによるエレガント演出に対し、ボトムスはあえて男臭さを加速させるダメージデニムを合わせてバランスを取りたい。

ダメージデニムと言ってもやりすぎは厳禁。地肌が見えず、部分的に加工が施されているくらいの控えめな一本がオススメです。

時計「ブラックベイ クロノ S&G」SSケース(41mm)、スチール&イエローゴールドストラップ、200m防水。88万4400円/チューダー(日本ロレックス / チューダー)

さらに色気を足すなら金時計を。白アウターの袖元からチラリとのぞくだけで、ラグジュアリーさをグッと格上げします。フルゴールドではなく、部分使いのさりげないリッチ感がカギ。