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楽天大学学長で仲山考材代表取締役の仲山進也さん

楽天大学学長で仲山考材代表取締役の仲山進也さん

転職サイト「日経転職版」は特別セミナー「アオアシに学ぶ『考える葦』の育ち方著者に学ぶ カオスな環境で自ら考えて動ける人材とは?」を開催した。楽天大学学長で仲山考材代表取締役の仲山進也さんに、著書「アオアシに学ぶ『考える葦』の育ち方」の内容の一部を紹介してもらいながら、自ら考えて動ける人材になるためのヒントを語ってもらった。

「アオアシ」は、主人公・青井葦人(あおいあしと)の成長を描く人気のサッカー漫画だ。愛媛県の中学校でサッカーをしていた葦人は、偶然東京のユースチームの監督の目に留まる。サッカーの基礎はなかったものの「俯瞰(ふかん)の目」という、サッカーグラウンド全体を鳥が上から眺めるように把握できる特殊な能力の持ち主だった葦人。ユースの試験をなんとか合格し、たった1人で上京する。全く通用しない中から、周囲の助けを得ながら次第に才能を開花させていく過程が描かれており、ビジネスに役立つ思考法のヒントもちりばめられている。

アオアシは、育成のテーマとして「思考力(インテリジェンス)」を重視しているのが面白いところです。実際のJリーグのユースチームもそうだと思いますが、選手の成長をはかる際の基準が思考力なのです。そして、思考力のベースになるのが「言語化」。言語化を大事にするというのは、ビジネスにも直結するテーマだと思います。

自分で考えて動ける自律型人材が大事だとよく言われますが、「自分で考えて動ける」というのは具体的には何をどうすることなのか。その枠組みを整理してみると「観察→判断→実行」というループになるというのが、今回の本の結論の1つです。このループを回すことが非常に大事です。

それでは、この「観察」「判断」「実行」の3つを、アオアシに出てくるシーンと照らし合わせながら考えてみます。

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