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どのスキルを習得するかは戦略的判断が必要だ(イラストはイメージ=PIXTA)

どのスキルを習得するかは戦略的判断が必要だ(イラストはイメージ=PIXTA)

「高度化されたスキルを持っていると、他の領域にも転用ができます。使えるスキルが多いと、それらを組み合わせて、自分特有のスキルへと昇華できます」。ビジネススキルに詳しい組織コンサルタントの堀公俊氏は新刊の「ビジネススキル強化メソッド」(日本経済新聞出版)の中で、このように話す。では、どのように身に付けるべきスキルを見つけ出したらいいのか? NIKKEIリスキリングでは、同書の第3章「自分にふさわしいスキルを見つけ出す」を連載で紹介する。

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すべての人にリスキリングが求められる

DX戦略に対応した能力開発

取り組むべきビジネススキルを必要性から考える場合に、忘れてはならない大切な話があります。今はビジネスの大転換点にある、という点です。

社会のデジタル化や企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略に伴い、新しく生まれた仕事をこなすための能力開発が求められています。いわゆるリスキリングです。

もはや、有能なデジタル人材が組織に何人かいればよい、という時代ではありません。DX によってビジネスモデルが大きく変わり、企画、開発、販売、製造、サービス、物流、管理などすべての仕事において、業務プロセスを変化させなければいけません。

単にデジタル機器が使いこなせるだけでは不十分で、現場の一人ひとりがデジタルで発想し、行動しないと、仕事が回りません。すべての人を素早くリスキリングしないと、価値が生み出せない時代になってしまったのです。

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