LEON

2022/11/22

風合いはシンクロさせつつ印象は洗練

リアルな色落ちを披露するも、土クサくならないのが黒デニムの魅力。プンターレ付きベルトを合わせても、いわゆるバタ臭い感じになりません。

柄スカーフで首元から艶感を匂わせ

これがスエットにネルシャツなら、完全に昔を懐かしむアメカジオヤジに。モードな香りのするバンドカラーのブラックシャツ、そしてイタリアンな艶っぽさが漂う柄スカーフを合わせることで、タフなヘビーダック地も洗練されて見えるのです。

あくまでオトコらしさをベースにすべし

とはいえ、何もかもモダンかつスタイリッシュに見せたのでは、面白くありません。そもそもM-51パーカを着るなって話になっちゃいますからね。要は男らしさを楽しみつつも、やぼに見せないのが肝要ってこと。39mmケースの3針という、タフにしてシンプルなチューダーの「レンジャー」なんて、おあつらえ向きです。

アスペジ 

ドレスミックスでジェントルミリタリー

ブルゾン15万9500円/アスペジ、ベスト4万5100円/ジャンネット(ともにトヨダトレーディング プレスルーム)、シャツ2万6400円/バグッタ(トレメッツォ)、パンツ2万9700円/イカイ(スピラーレ)

ミリタリーアウターにおける鉄板中の鉄板M-65。こちらはポリエステル生地によって軽やかな着心地を得つつ、機能性中綿サーモアを内包することでハイスペック化。それでも、シャツ+ジレによるモノトーンとなら、ちゃんとアーバンなコーデにまとまってくれるんです。

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