Think Big

この仕組みを拡張させると、医師の複業としての「オンライン相談」ができます。「相談」であれば、医師は、自宅からでも海外からでも日曜日でもできます。本記事1月30日で解説した「DXが変える医師の働き方」を実現できることになるわけです。

 人気がでるのは、各分野の専門医への相談(セカンドオピニオン相談)、特にメンタルヘルス相談、がん治療、糖尿病を含んだ生活習慣病の治療、婦人科系治療などの分野での名医への相談あたりになるのではないでしょうか。

他にも医師でなくても、どんな「リモートビジネス」にもチャンスはあります。「パーソナライズエクササイズ指導」も可能です。

つまり、オンライン医療という分野に幅広い、Bigな「品ぞろえ」ができるようになります。選ぶのは患者次第ですから、最高級の医師やプロフェッショナルな人材との相談の機会を得ることができるはずです。

Think Future

デジタルコンテンツは同時翻訳ができる時代になります。そうなると、日本語の動画だけでなく、同時翻訳されたコンテンツが喜ばれるようになるでしょう。言語の垣根を越えグローバルコンテンツを楽しめるようになってくるはずです。

情報発信も、場所を問わずにできるようになります。リモートMRも、海外の外国人医師へ日本在住のMRから営業活動ができるようになります。例えば、インドネシアのような島国で活動が難しいエリアでも、その土地の言語が話せるMRが日本にいて情報提供活動ができます。グローバル市場を狙う製薬企業にとっては大きなメリットがある仕組みになるはずです。その意味では、本IT事業は将来の「輸出産業」となれるのではと期待しています。

Be preeminent Giver

私たちは、独創性を重んじることで高い目標をもち、公明正大に事業を行い、正しい価値を再発明し、それを提供していくPreeminent Giver(傑出したギバー)になりたいと考えております。

混沌とした現代において、このような「独立自尊」の精神を遂行できるかどうかは不明です。ですが、日本のITの未来は、そうした医療に携わり現場を大切にする優秀な人材と製薬業者との人間関係などを根本から見直しをかける「マインドチェンジ」ができるかどうか、一人一人の意識革命にかかっていると信じています。

鈴木吉彦
1957年山形県生まれ。83年慶大医学部卒。東京都済生会中央病院で糖尿病治療を専門に研さんを積む。 その後、国立栄養研究所、日本医科大学老人病研究所(元客員教授)などを経て、現在はHDCアトラスクリニック(東京・千代田)の院長として診療にあたる。

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鈴木医師が院長を務めるHDCアトラスクリニックのHPでは、専門である糖尿病に関する情報を幅広く紹介しています。

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