たまにはハードなブーツを履きたくなることってありますよね。でも、いま大人が履くならば、ズバリの武骨なスタイリングではなく、ハードな気分を残しつつ、品のよさがある雰囲気にまとめるのが正解。今回は、そのための正攻法を伝授しちゃいますよ。
ハードさを残して上品に。それが最適解です
ファッショニスタなら、ときには硬派なスタイリングをしたくなることがありますよね。たとえばライダーズジャケットやゴツいブーツなんかはその代表例。
とはいえ、もう学生時代じゃございません。周囲を威嚇するようなハードさではなく、持ち味の男っぽさは生かしつつ、上手に無骨さを緩和しながら履くのが正攻法です。
今回、ご紹介するドクターマーチンの8ホールは、もはや説明不要のハードさ漂うぽってりブーツ。時代を超えたボリューム感満点の名作だけに、大人も上手に取り入れて着こなしのスパイスにしたいところです。
でも、先述の通り、ズバリのハード感を強調しすぎないよう、ほかのアイテムとのバランスが重要。鉄則は完全にハードさを打ち消すのではなく、適度に緩和する大人の塩梅(あんばい)。
「Noハード」ではなく、「Withハード」なのであります。
職業や世代を問わず、広く愛されてきた定番
こちらがドクターマーチンのファーストモデル「1460 エイトホールブーツ」。生産ラインに乗った1960年4月1日が品番の由来だってご存じでした?
光沢のあるレザーのアッパーにイエローのウェルトステッチ、ソフトな履き心地など特徴的なディテールは言わずもがな。
ロックな気分にもワークなスタイルにも、さらにはドレスアイテムのハズしとしても活躍する定番です。