佐々木 「どうする?」なんて相談、10年間くらい受けた記憶がないんですけど。
川上 そんなことはないでしょう。まあ、確かに少なかったかもしれませんが。
佐々木 まあ、私たちも大人になりましたからね。ライブを延期するかしないか、といった話し合いはすごくしたよね。
川上 そういう話し合いがメンバーたちとできるようになったのはすごくうれしかったですね。グループを始めた当初からなってほしかった形になっているということだと思うので。
――この連載が始まった13年から、「自分たちをプロデュースできるタレントになってほしい」と言っていました。
川上 自分のいろいろなパフォーマンスを俯瞰(ふかん)で見られるアイドルになってほしかったんです。それが本当にそうなっているからうれしいですね。
佐々木 いろいろ話し合っていると、個々の気持ちが違うことはあるんです。でも「ももクロとして決断するのはこうだよね」というのは、みんな割と同じ方向を向いている。それは10年以上一緒にやってきた経験だなと思いました。
2022年に挑戦したいのはボルダリング?
――年頭に掲載される記事なので明るい話をぜひ。お2人が22年にやりたいことは?
川上 俺から先に言いましょうか。
佐々木 どうぞどうぞ。
川上 ボルダリングをやりたいです。
佐々木 え、川上さんが? できるの?
川上 ステージにすごいコースのやつを作ってね。
佐々木 私たちがライブでボルダリングするの? そう言うのは赤(百田夏菜子)と黄色(玉井詩織)にお願いしてください(笑)。
川上 ボルダリングはさておき、お客さんがビックリするようなすごいツアーをやりたいですよね。