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ももクロ佐々木彩夏 アイドルフェスでもらった刺激

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

2022年5月に結成14年を迎えるアイドルグループ「ももいろクローバーZ」。ライブの楽しさで有名な彼女たちですが、ライブができないコロナ禍の2年間で何を考え、何に挑戦してきたのかを、川上アキラマネージャーと本人たちの言葉で振り返ったのが書籍『ももクロ流 2020-2021』(日経BP)です。

その発売を記念し、NIKKEI STYLEに、日経エンタテインメント!の人気連載『新・ももクロ61分3本勝負』の"延長戦"を掲載します。現在発売中の22年2月号では21年末に有観客で行われたももクロ冬の定番ライブ「ももいろクリスマス」や、自身が参加するアイドルユニット「浪江女子発組合」のお話を掲載していますが、こちらの延長戦では、まずは佐々木彩夏さんがプロデュースするアイドルフェスティバル「AYAKARNIVAL2021」のお話から。[※インタビューは21年12月下旬に行いました]

主催したアイドルフェスでは7組と共演も

――21年11月17日に、佐々木さん主催のアイドルフェス『AYAKARNIVAL2021』が武道館で開催されました。3回目となるこのライブの趣旨から改めて聞かせていただけますか。

佐々木 ここ何年かはスターダストプラネット(ももクロが所属するスターダストプロモーションのアイドルたちの総称。略称はスタプラ)のアイドルたちで集まる機会が増えたので、スタプラじゃないアイドルとの交流の場がほしいなって。ももクロは最近、アイドルフェスに呼ばれないから(笑)。後輩からの刺激もほしいし、「やっぱりアイドルっていいな」ってみんなで言い合える場所があったらいいなと考えたのが始まりでした。最初は結成5年以内という条件だったんですが、3回目になって毎年出てくれるチームもできてきて、その条件は曖昧になっています(笑)。

川上 いい形で成長していますよね。でも、みんなが頑張ってくれているからこそ、僕たちがもっと外に広げる作業をやらないといけないとは考えています。いいイベントだからこそ、プロモーションをもっと頑張らないと。

――出演するグループも3組から5組、そして昨年は7組と順調に増えています。ただ佐々木さんは、すべての出演グループと必ず1曲共演するというコンセプトだけに、年々大変になっているような気も……。

佐々木 新曲が7曲あったみたいな感じです(笑)。でもダンスの先生によって振り付けの作り方が違うんだと分かるのは楽しい。それにグループの人数によって立ち位置やフォーメーションも全然違うので、「この人数だとこんな見せ方もあるんだ」という発見もありますし。各チームの色も全然違うので楽しかったですよ。

川上 でも普通できないですよ。こんな短時間で、12月7日、8日の「ももいろクリスマス」の準備もやりながら、ですから。翌18日の「ドリフ&ももクロ ライブフェス~コントもあるョ!全員集合~ produce by もリフのじかん」(ザ・ドリフターズとももクロが共演する配信番組『もリフのじかん』が開催した武道館イベント)の準備も並行していましたし。

――AYAKARNIVALが11月17日(水)、ドリフターズと共演した「もリフのじかん」が18日(木)、そして週末の20日(土)は福島県浪江町で(佐々木さんがリーダーを務めるアイドルグループ)浪江女子発組合のライブもありました。

川上 そうだ! あの週は浪江もあった。

佐々木 あの時期はリハーサルがすごかった(笑)。午後からももクリのリハーサルがあるんだけど、同じ場所で私は午前中からAYAKARNIVALのリハーサルをやっていた日もあったし。リハーサルばっかりで、普通の服を着る機会が全然ないんですよ。だから新しいリハ着(リハーサルで着る洋服)を買いました(笑)。でも、こうやって次々と新しいことを覚えるって毎日に、「ライブが戻ってきた」って思いましたね。

3年続けたことでできたつながり

――AYAKARNIVALで印象に残っている点は?

佐々木 上から目線になっちゃうんですけど、3年連続で出てくれているカミングフレーバーとEMPiREのみんなは、どんどんパフォーマンスが高まっていく感じが見られてうれしいです。

――EMPiREはトリを務めました。

佐々木 カッコ良かった。彼女たちのセットリストを見て思ったのは、自分たちのファン以外のAYAKARNIVALに来てくれる人たちを意識してくれていること。前回やった曲も多くて、彼女たちの新曲を追いかけていない人たちでも楽しめるセットリストを組んでくれていた。みんなが楽しめるという考えでトリを務めてくれたんだなって思う。

川上 3年続けたことで、そういうつながりができてくるのはうれしいですね。

佐々木 反対に2年連続で出てくれた=LOVE(イコール・ラブ。略称はイコラブ)のみんなはスケジュールが合わなかったんです。でも自分のライブが忙しくて出られないって、めっちゃカッコいいじゃないですか。イコラブのみんながミュージックステーションに出たりしてどんどん売れていくのはうれしいし、他のアイドルちゃんも刺激をもらうと思う。もちろん私も刺激をもらったし、「イコラブちゃんとは3年前から交流あるよ」ってドヤ顔もできるし(笑)。今年は妹グループの≠ME(ノットイコールミー。略称はノイミー)が出てくれて、こうやってどんどん輪が広がっていくのもうれしいなあって。

――今回は出場アイドルによるももいろクローバーZカバーメドレーもありました。

佐々木 絶対大変だったと思うのに、めちゃくちゃ気合を入れてくれていてうれしかったです。HKTの『サラバ、愛しき悲しみたちよ』とか、アップアップガールズ(2)の『Chai Maxx』とか、ダンスを揃えて完コピしてくれたのもうれしかったし、ノイミーちゃんが『クローバーとダイヤモンド』でオリジナルの振りをつけてくれたのを見ながら「同じ曲でもこんなに見せ方が違うんだな」っていう発見もありましたし。(佐々木さんと高校の同級生の)武藤彩未ちゃんも1人で『レディ・メイ』をカッコ良く歌いこなしてくれたし。モノノフ(ももクロのファンの愛称)のみんなが彩未ちゃんのことを褒めてくれていたので、「私の友だち、めっちゃいい子でしょ」と思っていました(笑)。

1席10万円のアリーナ席も用意

――AYAKARNIVALで面白い試みだなと思ったのは、1席10万円というアリーナSS席を販売したことでした。ステージのすぐ前の席で、全出演者のサイン入り特製Tシャツ抽選に参加できたり、主催者が指定した曲で写真が撮影できたり、出演者が見送ってくれたりといったさまざまな特典がつくアリーナ席ですが、手応えは?

川上 コロナ禍のアプローチとしてやらせていただいたのですが、おかげさまで200人近い方に価値を見いだしていただきました。あーちゃん(佐々木彩夏さんのこと)と相談しながら色々工夫した成果だと思いますね。

佐々木 特典会や交流会があるアイドルは多いじゃないですか。そういうグループのファンは、前のほうに来ているよってアイドルに伝えたい人もいるはず。今回みたいな企画はアイドルのイベントだからできるのかなと思いました。

川上 アリーナSSの特典で僕のイチオシは「スライドショー」でした。

――自分の推しのアイドルとの思い出の写真をメールで送ると、公演途中に用意された「換気タイム」中にスライドショーで映し出されるという企画ですね。

川上 すごいよかったと思うんですよ。みんなの思いが伝わってきて。

◇  ◇  ◇

延長戦後編では、佐々木さんと川上さんに改めてこの2年間と、22年にやりたいことについて、話を聞きます。お楽しみに。

川上アキラ書き下ろし+本誌連載で本当のももクロが見えてくる
ももクロ流2020-2021
メンバー座談会も!
 
 2020年、2021年の2年間、ももクロはどんなことを考え、どんな活動をしてきたのか。川上アキラ氏の振り返りと、メンバー座談会、そしてリアルタイムでメンバーと川上マネージャーが語り合った2年間の連載で検証します。連載の再録には、現時点から当時を振り返る「メンバーコメンタリー」も収録。「『約束のネバーランド』で盛り上がった百田さんが、今、夢中になっているマンガは?」(20年11月号)、「玉井さんが、ソロ曲を作るならこんな曲にしたいと考えているイメージは?」(21年7月号)、「入院中の佐々木さんが病院で買って食べていたものは?」(21年9月号)、「プロ野球に熱中している高城さんが現在加入している配信サービスは?」(21年8月号)などなど、知りたい情報が満載です。(1650円/日経BP)
佐々木彩夏
1996年6月11日生まれ。神奈川県出身。2008年11月、「ももいろクローバー」(現・ももいろクローバーZ)に参加。キャッチフレーズは「ももクロのアイドル」。イメージカラーはピンク。愛称は「あーりん」。2月23日にはプロデューサーを務めながら自らもメンバーとして活動するアイドルグループ「浪江女子発組合」のファーストアルバム『花咲む』が発売される。
川上アキラ
1974年9月10日生まれ。98年に大学を卒業。同年スターダストプロモーション入社。2008年にももいろクローバーを立ち上げ、現在はももクロのほか、新たなプロジェクト「スターダストプラネット」も担当。

(日経エンタテインメント!編集委員 大谷真幸)

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