MEN’S EX

2022/8/22

Question ノータイだとさえない装いになってしまう…

「イタリアンカラー」の食わず嫌いをやめる

台襟がないことでふわりと襟がロールするイタリアンカラーこそ、ノータイの装いにおいて最もその輝きを放つシャツと言えるだろう。シャツイチでの味気なさを払拭しエレガントなたたずまいを実現する。

(上)シャツ6万4900円(ストラスブルゴ カスタマーセンター) スーツ34万9800円/カナーリ(コロネット) (中)ジャケット9万1300円/ラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム) (下)スーツ14万3000円/トゥモローランド ピルグリム(トゥモローランド)

FRAY(フライ)=上

緻密なステッチはイタリアンカラーでも

世界最高峰のマシンメイドシャツとして名高いフライは、最高峰の生地とミリ単位のカッティング、縫製が特徴。故に、きちんと感があり、ビジネス然としたジャケットにもマッチするのだ。

MARIA SANTANGELO(マリア サンタンジェロ)=中

ふんわりと開くイタリアンカラーの代表作

イタリアンカラーの作り手としてまず挙げられるのがナポリの名門・マリア サンタンジェロだ。特徴は限りなく襟が柔らかく、その開きが美しいこと。この立体感こそ同ブランドの真骨頂だ。シャツ3万800円(ビームス 六本木ヒルズ)

PAUL STUART(ポール・スチュアート)=下

都会的なカットがビジネスシーンに最適!

ポール・スチュアートらしいモダンでこなれたブラウンリネンシャツ。ジャケットも同色にまとめれば、力強くも洒落たVゾーンが完成する。オンに使えるビジネスイタリアンといえよう。シャツ2万4200円(ポール・スチュアート 青山本店)

Study

©アフロ

アラン・ドロンのようなエレガントな装いを実現

洒落者として知られるフランスの名優、アラン・ドロンは、ノータイでもどこかエレガントで大人の色気を感じさせる。イタリアンカラーのシャツを取り入れれば、このようなヨーロピアンな洒脱(しゃだつ)さを感じさせる優雅な襟元を表現できるのだ。

※表示価格は税込みです。

撮影=若林武志、伏見早織 スタイリング=四方章敬

MEN'S EX

[MEN’S EX Summer 2022の記事を再構成]


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