1万円以下のプリンターも! 激安機のコスパを検証最新プリンター、今どきの選び方(4)

日経PC21

プリンター複合機のラインアップに「大容量インク型」が増えています。「カートリッジ型」と違い、ボトルからインクを補充して使うタイプです。インク代の節約が売りですが、実際のコスパや使い勝手はどうなのか、4回にわたって徹底解説します。

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最終回は激安機にも目を向けてみよう。候補は図1に挙げた4製品だ。印刷コストは総じて高めだが、A4カラー文書ではエプソンの2台のほうが安かった(図2)。逆に印刷速度はキヤノンが高速。特に写真印刷は「TS5430」がL判カラー1枚36秒と、同社の大容量インク型に並ぶ。A4カラー文書は下位機のほうが遅いものの、実用に堪えるレベルだ(図3、図4)。

図1 3万円台の定番機に続いて人気を博しているのが、1万円前後の低価格機。エプソンでは「EW-452A」「EW-052A」が、キヤノンでは「TS5430」「TS3530」がそれに当たる。手軽さが人気の理由だが、果たして実用に堪えるのか。気になる点を検証した
図2 印刷コストは、上位機や大容量インク型と比べると高い(いずれもメーカー公称値)。インク数はいずれも4色。キヤノンはカラーのインクカートリッジが一体型なのも気になった。独立型カートリッジと違い、なくなった色だけを交換できない
図3 写真印刷の速度は、上位機と比べると大きく見劣りする(同)。特にエプソンの2製品はL 判カラーで1枚70秒以上とかなり遅い。写真印刷に向くのは事実上TS5430だけといえる
図4 A4カラーの文書印刷を編集部でテストした。同様のテストをしたエプソンの上位機に比べると、やはり印刷は遅いが枚数や頻度が少なければ問題ない